デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 光明皇后をも魅了した欧陽詢の文字

古代ヤマト講座では続日本紀を中心に六国史を

学んでいます

 

国家珍宝帳(講座資料より)

 

聖武天皇追善のためその遺愛の品々を 光明皇后は

東大寺大仏に献納 その際の目録の一つが「国家珍宝帳」です

長さ14.7メートルにも及びます

 

毎年秋に開催される正倉院展はその献納された品々の

虫干しから 戦後始まりました

 

書かれた文字の書風は 隋唐を代表する書家欧陽詢の

スタイルをしっかり身につけた 当時名だたる書家の筆跡

「国家珍宝帳」の価値はこの筆跡の見事さだけでないのです

 

現在に残された宝物そのものはもちろん

献物帳によりその由緒来歴が明らかで

1300年後の今日まで大切に保存されて

いること 大変驚くべきことなのです

 

光明皇后の偉業!です

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:38 | category: 書ヒストリー |
# 雪心会書作展で

伊藤雲峰先生書の解説

 

伊藤先生は名古屋の方ですが 雪心会でお目にかかり 

以来 毎年展覧会のご案内をいただいています

 

雪心会は奈良が誇る書家 故 今井凌雪先生が

その中心にいらっしゃいました 

たおやかな篆書にいつも心惹かれていました

 

実は長年お世話になった奈良の印刷屋さんで

その会報が印刷されていたということで

特に接点はなかったのですが

書展は よく伺ったものです

 

今回会場で直に解説を受け 書家の方の

きめ細やかな筆の動きや 文字構成に深く感銘しました

 

デザイン書道では直接的な表現で

つまり背脂ラーメンだったら 

脂がドギドギ光っているといった表現で

仕事を受けることが多いのですが

 

書道的な品格のある言葉に置き換えたら

それはそれでかっこよくなるのかなと思ったりしました

が 品が良すぎると使えない文字になるかもしれません

 

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:02 | category: 書ヒストリー |
# 筆まつりは賑わいました!

奈良市の菅原天満宮には 筆の地元らしく筆塚があり

毎年春のお彼岸には 書道を楽しむ方々が筆供養に大勢集まります

 

「ぽっと夢が春の空」

書家 前原葉陽先生の揮毫

淡墨が優雅です

 

「飛花よ」

女子中学生 愛三さんの揮毫

 

堂々として見事です!

 

揮毫が終わると大勢の方が供養の筆を持って

境内に長い列を作っていました

 

天気晴朗 梅の花も満開で

穏やかな筆まつりでした

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:27 | category: 書ヒストリー |
# 筆まつりは菅原天満宮で

 

奈良筆まつり

場所 菅原天満宮 奈良市菅原町

日時 3月20日(月)春分の日 

 

1.筆作り体験コーナー 10時〜

2.伝統工芸士による奈良筆の製造実演 10時〜

3.古い筆を新しい筆に無料交換 13時〜

4.競書会 10時〜

5.持参の古い筆を筆塚ノ前で燃やし筆の供養を行います 13時30分〜

6.有名書家による『超大字』揮毫 12時30分〜

 

主催 奈良毛筆協同組合

共催 菅原天満宮

後援 奈良県 奈良市 奈良市教育委員会 NHK奈良放送局

   奈良商工会議所 奈良市観光協会

 

菅原道真公 生誕の地 奈良の菅原神社では

春分の日に 毎年恒例の筆まつりが行われます

筆塚前に護摩壇を設け 参拝者が持ち込む古い筆を

焚き上げて供養し 筆作りの始祖・蒙恬に感謝します

 

この日は奈良毛筆協同組合の方々が大勢参加され

お値打ち価格で販売されるので 楽しみでもあります

古い筆を持ち込み 供養したいと思っています

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:10 | category: 書ヒストリー |
# 若き日の父の文字

Bばんしょ.jpg

法事で家族が集まり 孫やひ孫の希望で昔の古いアルバムが

持ち込まれました 右から2人目が父 台湾の小学校の教師でした

 

日本中が全て太平洋戦争に向かっていた時代です

板書の内容はともかく美しい言葉遣いと文字だと感心しました

 

戦後台湾から父宛に送られてくる手紙の言葉遣いが

美しく 不思議に思ったものですが 日本人によって

台湾の人にも教育がなされたのです

 

10年ほど前 初めての海外旅行が台湾でした

初めてということで日本語の上手なベテランの添乗員さんが

担当してくださったのです

 

日本の教育を受けたというRさんは

日本の植民地になる前は 台湾は未開の地であったと

 

当時の日本にもないような最先端の立派な病院や役所を建て

環境を整え 鉄道をひき 教育をしてくれた

 

戦争に負け日本人だけ本国に戻ったけれど

台湾人も一緒に日本に連れて行って欲しかった

 

その後台湾は混乱し 日本よりも30年も40年も遅れたと

台湾には日本語放送のTVが流れ日本の情報は一気に伝わります

Rさんは毎年のように日本に来られ我々よりも

日本通で驚いたものです

 

東北大震災の支援の輪はこのRさんの言葉の

全てで伝わりました

 

B父の文字.jpg

父は太平洋戦争中 台湾の青年を日本兵として養成する

特別練成所に移りました

晩年台湾の未来ある青年を戦地に送ったことを悔やみ

毎日神社やお寺にお参りをしていました

 

上の板書この毛筆共に40代の父の文字です 

若くて勢いがあり娘ながら惚れ惚れと眺めています

父からよく聞いてた言葉ですが

男は字が上手くなくっていい! 書記ばかりやらされるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:36 | category: 書ヒストリー |
# 墨遊びワークショップ
ワーク.jpg
会場は真剣な雰囲気

製作中.jpg
文字を書いたり アートだったり

西部委員長の最後のお題が「しん」
NEWの「しん」ですか?と尋ねると
ホッチキスの「芯」となりました

作品3.jpg
みなグラフィックのデザイナーさんなので
アーティスティック「芯」


作品1.jpg
これもあれも「芯」

制作中.jpg
黄庭堅や米芾がお得意な 書家で篆刻家で筆跡鑑定士で
グラフィックデザイナーの福岡から参加された
Oさんはきっと物足りなっかったに違いありません
とうとう金文になりました


およそ2年ほど前 大阪の天満で
日本タイポグラフィ協会西部委員長のDさんとこの件を
打ち合わせていたことが やっと実現しました

昨年は協会の設立50周年の事業があり
今期に伸びていたのです 
Dさんはオーストラリア人で書道未経験

日本に住んで12〜3年 時々不思議なこともありますが
日本語での会話も メールもお得意で 全く問題はありません

どんな風に説明すると伝わるのか 迷いましたが
助っ人も現れ無事終了しました

一番驚いたのは 最後のお題 
ホッチキスの「芯」かなあ です




 
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:46 | category: 書ヒストリー |
# 書道が大変
奈良教育大.jpg
やまとの戯墨塊 漉書展

奈良教育大学大学院 書道科1回生の方々の
書展に行きました

古典をしっかり学ばれ じっくりと書き込まれた
正統派の 展覧会で会場は清々しい雰囲気が漂います

「書道の先生になる方の展覧会ですよね」と
尋ねると みなさん笑顔です

でもよくよく聞けば 就職先は高校の書道科くらいで
小中学校では書道の授業時間も減り 教科の先生が
担当され 専門的に書道を学んだ方でなくとも
いいというのです
高校の書道科の先生といっても 大変狭き門

これだけの腕を磨きながら 社会で活かせないなんて
もったいない話ですし 今後の日本の書道に不安を覚えます

デザインの世界で生かす手もあると
お話ししたのですが これとて大変厳しい
世界です

そして行き着くところは 人口減
活気に満ちたあの時代に戻ることはないにせよ
なんとか手立てはないものでしょうか








 
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:14 | category: 書ヒストリー |
# 初心者のための万年筆講座 生駒まちゼミ
蓋あき.jpg
完成万年筆のキャップをとったところ

完成万年筆.jpg
完成した万年筆 
スタイル 書き味素晴らしく 参加者みんな虜になりそう

仕組み.jpg
組み立て前の部品 パーツは7点

当市には昨年から まちゼミが開かれています
お店の方が講師となり 専門店ならではの
知識や情報 コツを無料で教えてくださるのです

今回初心者のための万年筆講座を
文具のいなもりの社長さんから受けました
大変親切で 丁寧な先生です

受講はお店の中 小学5年生の女の子と そのママ
そして私 年代の幅が広く刺激を受けます
昨今の万年筆ブームで その女の子は
クラスで 万年筆を使う友達がいて
カッコよかったから 万年筆を使って
みんなに自慢したい!といいます

万年筆画教室で ある程度使いこなせますが
仕組みはあまりわかっていません
教材はパイロット社が 初心者のために
用意してくださった 優れものです

ペン芯やペンの仕組みを知ると 万年筆が長きにわたって
愛された優秀で優雅な筆具であると わかってきます


最後には一生お目にかかることもない
お宝の 記念発売の万年筆を見せていただきました
お父様のものだそうです
みんなで白い手袋をして 触りました 
セーラー万年筆.jpg
セーラー社の100周年記念万年筆 ¥150,000 税別
軸は 桑です


蒔絵お宝.jpg
パイロット社の伝統工芸師による蒔絵万年筆 ¥600,000 税別

蒔絵.jpg
ケースから出して見せていただきました
漆の色もシックで トンボが見事に描かれています

5年生の女の子にとって この体験はきっと
心深く刻まれることでしょう 
またたくさんのお土産をいただき
有意義な 楽しい講座でした〜





 
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# 20年も使われていた式次第
記念誌.jpg
ハードカバーで 完成度の高い
自治会20周年記念誌(平成9年1月発行)



「あなたが書いた式次第が まだ使われてるわ」
知人から電話がありました ↓
式次第.jpg
2015年6月発行 自治会新聞記事より

20年前 自治会の広報を担当し
総会の式次第を 準備したのです
それがなんと 未だに使われているなんて!
(次第内容は 変わってないのでしょうか)


長年住んでいるこの街は 開発され40年
当時日本は 右肩上がりに高度成長を続け
誰もが幸福感を味わうような時代でした

世帯数 1700軒〜 人口も5500人を超え
運動会や夏祭り 公園の草刈り・・
自治会活動・子供会活動も盛んで
地域のモデル地区として脚光を浴びました

前年の会長さんだった 元新聞社にお勤めの方が中心となり
ハードカバーの 見事な20周年記念誌が完成しました
最上の写真の 題字やマークも担当しました
表紙は「廿」からきた20周年のマークです


当時すごいのは 自治会広報新聞
B4サイズ両面が 毎月発行されていたのです
役員は毎年交代するのですが
最初の頃の 広報編集担当者は たった一人

毎月ですから 当然レベルが高くなり
つまりうまくなり
ワクワク感のある 紙面が
広がっていました

最近は その新聞が年に3回となったようで
残念です 



 
| comments(0) | trackbacks(0) | 18:27 | category: 書ヒストリー |
# うれしい出会い
くまの.jpg
紀州松煙製「くまの」墨

阿倍野近鉄百貨店で「石州半紙」と出会い
店内を移動中 絵を描いている方に遭遇しました

絵手紙でもなく 墨をすり半紙に
さらさらと描かれます
彩煙墨と呼ばれる色墨で 
発色がわかりやすいようにと硯は白
色は何色もあり シックな大正浪漫調の色合いです

その方は古来製法で 松煙墨を蘇らせた
紀州松煙の代表 堀池雅夫さんでした
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/ren/web/ren7/sumi.html

更に驚くことに 
上の写真の墨を 作っていらっしゃったのです
「くまの」という名前です 熊野用?
うれしい出会いです

この度 その功績をたたえ 先月末
岐阜県から 清流の国 森の恵み大賞
「優秀賞」を受賞されたのです

手紙.jpg
早速お礼状をいただいたのですが 味のある素敵な絵と文字です
もちろん 彩煙墨も堀池さん製です





 
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