デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 楽しむ刻字作品展・・本日より

会場 ギャラリー香

大阪市中央区道頓堀1-10-7  TEL 06-6212-775

 

本日より御堂筋に面した ギャラリーで作品展が

始まりました 

 

板や 石膏に文字を刻す「刻字」

主に篆書を刻すので篆刻とも言えますが これは板や石膏に

刻し 大きくて重量感あふれる作品です

自由に彩色され 又金箔も貼られ 重厚感あふれ

会場は 華やかな雰囲気です

 

朝から体験教室は大人気で 大勢の方が

参加されました

 

知人のTさんの体験作品「月」

 

最後は先生方の 手も入り 

見事で おしゃれな作品に仕上がりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:22 | category: 書ヒストリー |
# 木簡からみた長屋王邸

滋賀大学名誉教授・文化財保存全国協議会代表委員の

小笠原好彦先生の古代史講座に初めて参加しました

 

先生は中国出張の帰路 関空の台風被害で

急遽成田に降りられ 新幹線でお帰りになった

そうで 会場は満席でパイプ椅子がたくさん

並んでいました

 

 

折も折 先週末

「長屋王」のお酒が昨年に引き続き醸造・発売

 

長屋王邸から発掘された 木簡に記された酒造法を

今世に入手できる素材で 試行錯誤の上 蘇ったお酒

我が家から徒歩5分の酒蔵で醸造されました

 

「長屋王」神亀乃黄金酒

中本酒造株式会社製

 

 

昭和の終わり頃 奈良そごうデパートの建設現場から

数万点に及ぶ大量の木簡が 長屋王邸から出土

 

長屋王邸が 会社組織のように 多角的に機能的に

運営されていた様子が出土の木簡から伝わってきたのです

膳司 酒司 鋳物所 仏造司 書法所・・・

見事な組織があったことに 驚きます

 

権勢を誇った藤原氏にとって 長屋王は

目障りだったに違いありません

国家転覆を企てたと 誣告(ぶこく)され 

お妃や息子達共に自害します

 

続日本紀には 長屋王を「誣告」し恩賞を受けた

中臣宮処東人が 長屋王に可愛がられていた大伴子虫に

長屋王誣告を語り 斬殺されたという記録もあるそうです

 

 

古代ヤマトの歴史は 文献の発掘により

続々と紐解かれ 計り知れない未知のロマンが

詰まり 今後の展開が楽しみです

 

 

 

 

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 22:57 | category: 書ヒストリー |
# 奈良の街角で

昨秋の万年筆画展で出品した絵地図の一部

 

先週の日曜日のことです

「なら工藝館」でのスケッチ講座の応援の帰り

この絵地図をコピーし お渡ししていなかった

お店 和菓子の「中西与三郎」さんや「江戸川」さん

「菊一文字」さんにお渡ししました

 

「オリジナルで私が描き 昨年展覧会に出したんです」

すると「これって見ましたよ」というお返事

 

おかしいなと思いながらよく似たのって

あるのかも知れませんねと返事をして

立ち去りました

 

お腹がペコペコで 昨秋展覧会をした「ならまち村」さんに

立ち寄ると おなじみの常連さん絵地図に描き込んだ

「丘城庵」のオーナーさんにお会いしました

 

「やあ 熊野さん あの絵地図よかったなあ

ワシ あれを200枚ばかりコピーして

この辺りみんなに配ったんや〜〜」と

昨秋「ならまち村」さんにお渡ししていたのです

・・事情わかりました!

丘城庵さんは80代 今なおしっかり事業もされ

とてもお元気でチャーミングな方

 

そして最後に三条通りのお餅の「中谷堂」さん 

この絵地図にも登場する ねじりハチマキの餅つき名人に 

直接お渡しできて感激でした

 

それからもう一つ感激なこと

その三条通りで あの映画監督の

河瀬直美さんにも 偶然お会いしました

大きな瞳が 柔らかく魅力的でした

 

 

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 07:58 | category: 書ヒストリー |
# 光明皇后をも魅了した欧陽詢の文字

古代ヤマト講座では続日本紀を中心に六国史を

学んでいます

 

国家珍宝帳(講座資料より)

 

聖武天皇追善のためその遺愛の品々を 光明皇后は

東大寺大仏に献納 その際の目録の一つが「国家珍宝帳」です

長さ14.7メートルにも及びます

 

毎年秋に開催される正倉院展はその献納された品々の

虫干しから 戦後始まりました

 

書かれた文字の書風は 隋唐を代表する書家欧陽詢の

スタイルをしっかり身につけた 当時名だたる書家の筆跡

「国家珍宝帳」の価値はこの筆跡の見事さだけでないのです

 

現在に残された宝物そのものはもちろん

献物帳によりその由緒来歴が明らかで

1300年後の今日まで大切に保存されて

いること 大変驚くべきことなのです

 

光明皇后の偉業!です

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:38 | category: 書ヒストリー |
# 雪心会書作展で

伊藤雲峰先生書の解説

 

伊藤先生は名古屋の方ですが 雪心会でお目にかかり 

以来 毎年展覧会のご案内をいただいています

 

雪心会は奈良が誇る書家 故 今井凌雪先生が

その中心にいらっしゃいました 

たおやかな篆書にいつも心惹かれていました

 

実は長年お世話になった奈良の印刷屋さんで

その会報が印刷されていたということで

特に接点はなかったのですが

書展は よく伺ったものです

 

今回会場で直に解説を受け 書家の方の

きめ細やかな筆の動きや 文字構成に深く感銘しました

 

デザイン書道では直接的な表現で

つまり背脂ラーメンだったら 

脂がドギドギ光っているといった表現で

仕事を受けることが多いのですが

 

書道的な品格のある言葉に置き換えたら

それはそれでかっこよくなるのかなと思ったりしました

が 品が良すぎると使えない文字になるかもしれません

 

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:02 | category: 書ヒストリー |
# 筆まつりは賑わいました!

奈良市の菅原天満宮には 筆の地元らしく筆塚があり

毎年春のお彼岸には 書道を楽しむ方々が筆供養に大勢集まります

 

「ぽっと夢が春の空」

書家 前原葉陽先生の揮毫

淡墨が優雅です

 

「飛花よ」

女子中学生 愛三さんの揮毫

 

堂々として見事です!

 

揮毫が終わると大勢の方が供養の筆を持って

境内に長い列を作っていました

 

天気晴朗 梅の花も満開で

穏やかな筆まつりでした

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:27 | category: 書ヒストリー |
# 筆まつりは菅原天満宮で

 

奈良筆まつり

場所 菅原天満宮 奈良市菅原町

日時 3月20日(月)春分の日 

 

1.筆作り体験コーナー 10時〜

2.伝統工芸士による奈良筆の製造実演 10時〜

3.古い筆を新しい筆に無料交換 13時〜

4.競書会 10時〜

5.持参の古い筆を筆塚ノ前で燃やし筆の供養を行います 13時30分〜

6.有名書家による『超大字』揮毫 12時30分〜

 

主催 奈良毛筆協同組合

共催 菅原天満宮

後援 奈良県 奈良市 奈良市教育委員会 NHK奈良放送局

   奈良商工会議所 奈良市観光協会

 

菅原道真公 生誕の地 奈良の菅原神社では

春分の日に 毎年恒例の筆まつりが行われます

筆塚前に護摩壇を設け 参拝者が持ち込む古い筆を

焚き上げて供養し 筆作りの始祖・蒙恬に感謝します

 

この日は奈良毛筆協同組合の方々が大勢参加され

お値打ち価格で販売されるので 楽しみでもあります

古い筆を持ち込み 供養したいと思っています

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:10 | category: 書ヒストリー |
# 若き日の父の文字

Bばんしょ.jpg

法事で家族が集まり 孫やひ孫の希望で昔の古いアルバムが

持ち込まれました 右から2人目が父 台湾の小学校の教師でした

 

日本中が全て太平洋戦争に向かっていた時代です

板書の内容はともかく美しい言葉遣いと文字だと感心しました

 

戦後台湾から父宛に送られてくる手紙の言葉遣いが

美しく 不思議に思ったものですが 日本人によって

台湾の人にも教育がなされたのです

 

10年ほど前 初めての海外旅行が台湾でした

初めてということで日本語の上手なベテランの添乗員さんが

担当してくださったのです

 

日本の教育を受けたというRさんは

日本の植民地になる前は 台湾は未開の地であったと

 

当時の日本にもないような最先端の立派な病院や役所を建て

環境を整え 鉄道をひき 教育をしてくれた

 

戦争に負け日本人だけ本国に戻ったけれど

台湾人も一緒に日本に連れて行って欲しかった

 

その後台湾は混乱し 日本よりも30年も40年も遅れたと

台湾には日本語放送のTVが流れ日本の情報は一気に伝わります

Rさんは毎年のように日本に来られ我々よりも

日本通で驚いたものです

 

東北大震災の支援の輪はこのRさんの言葉の

全てで伝わりました

 

B父の文字.jpg

父は太平洋戦争中 台湾の青年を日本兵として養成する

特別練成所に移りました

晩年台湾の未来ある青年を戦地に送ったことを悔やみ

毎日神社やお寺にお参りをしていました

 

上の板書この毛筆共に40代の父の文字です 

若くて勢いがあり娘ながら惚れ惚れと眺めています

父からよく聞いてた言葉ですが

男は字が上手くなくっていい! 書記ばかりやらされるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:36 | category: 書ヒストリー |
# 墨遊びワークショップ
ワーク.jpg
会場は真剣な雰囲気

製作中.jpg
文字を書いたり アートだったり

西部委員長の最後のお題が「しん」
NEWの「しん」ですか?と尋ねると
ホッチキスの「芯」となりました

作品3.jpg
みなグラフィックのデザイナーさんなので
アーティスティック「芯」


作品1.jpg
これもあれも「芯」

制作中.jpg
黄庭堅や米芾がお得意な 書家で篆刻家で筆跡鑑定士で
グラフィックデザイナーの福岡から参加された
Oさんはきっと物足りなっかったに違いありません
とうとう金文になりました


およそ2年ほど前 大阪の天満で
日本タイポグラフィ協会西部委員長のDさんとこの件を
打ち合わせていたことが やっと実現しました

昨年は協会の設立50周年の事業があり
今期に伸びていたのです 
Dさんはオーストラリア人で書道未経験

日本に住んで12〜3年 時々不思議なこともありますが
日本語での会話も メールもお得意で 全く問題はありません

どんな風に説明すると伝わるのか 迷いましたが
助っ人も現れ無事終了しました

一番驚いたのは 最後のお題 
ホッチキスの「芯」かなあ です




 
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:46 | category: 書ヒストリー |
# 書道が大変
奈良教育大.jpg
やまとの戯墨塊 漉書展

奈良教育大学大学院 書道科1回生の方々の
書展に行きました

古典をしっかり学ばれ じっくりと書き込まれた
正統派の 展覧会で会場は清々しい雰囲気が漂います

「書道の先生になる方の展覧会ですよね」と
尋ねると みなさん笑顔です

でもよくよく聞けば 就職先は高校の書道科くらいで
小中学校では書道の授業時間も減り 教科の先生が
担当され 専門的に書道を学んだ方でなくとも
いいというのです
高校の書道科の先生といっても 大変狭き門

これだけの腕を磨きながら 社会で活かせないなんて
もったいない話ですし 今後の日本の書道に不安を覚えます

デザインの世界で生かす手もあると
お話ししたのですが これとて大変厳しい
世界です

そして行き着くところは 人口減
活気に満ちたあの時代に戻ることはないにせよ
なんとか手立てはないものでしょうか








 
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:14 | category: 書ヒストリー |
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