左上から 「万」「裕」「幸」
下左から 「上田」「わ」
「万年筆で絵を描こう」講座の展覧会に向け
落款印を用意していると 古い「印影」が見つかりました
40代後半のころ少しだけ篆刻を習ったことがあり
その頃の「印影」です 当時は仲間うちと
結構な頻度でグループ展を楽しんでいました
いい 悪いは別として 何か創作したものに
赤い印があることでポイントになるくらいしか
思わず深く考えもせず メンバーにハンコを
提供していました
その大胆な手法に これが若さだったんだと
しみじみしました
1週間前 鶴瓶さんの「家族に乾杯」の番組で
さだまさしさんが 千葉県いすみ市を訪ねられました
いすみ辺りのお寺には「波の伊八」が手掛けた欄間が
数多く残りそれが映し出されました
親切な和尚さんが 伊八の40代の作品とか
60代とか 北斎の「神奈川沖浪裏」の作品に
影響を与えたかもしれないといわれる作品とか
説明されます
するとさださんが
「40代は野心があふれるなあ」と発せられ
その言葉に納得しました
荒々しい波が 雄々しく表現され
まさしく40代の野心が見えたのです
熟練の60代は 気品にあふれ それはそれで
素敵なのですが いつまでも若さ溢れる野心は
失ってはいけないと 思いました