# 東風解凍
2015.02.05 Thursday
東風解凍(はるかぜこおりをとく)
旧暦の二十四節気を さらに細かく(5日づつ)七十二候に分け
季節の微妙な変化を 表そうとしています
七十二候でいえば 今まさに東風解凍のとき
今夜は冷えますが 寒中はこれといった雪も降らず
庭に目をやると やたら雑草が芽を出しています
きっと東風(はるかぜ)を感じていたのでしょう
「立春」の後は「雨水」
その雨水の内に獺祭魚(だっさいぎょ)という
中国の七十二候があります
多分ご存知の方も多いと思いますが
「獺祭」という山口県の名酒があり
フランスでも販売されていると
お正月にヨーロッパ旅行された
kammyさんにお聞きしました
仕事柄お酒の筆文字には敏感で 居酒屋の
ショーケースを眺めるのが好きです
大抵のお店で この「獺祭」「十四代」「久保田」が
目に入ります 人気なんでしょうね!
この獺祭は 地元に獺越という地名もあり
捕まえた魚を 岸に並べるカワウソの習性を
人がお祭りに物を供えることに見立て
つけられているようです
獺祭(だっさい)の獺はカワウソです
調べると 楽しいいわれが ありました