デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 若き日の父の文字

Bばんしょ.jpg

法事で家族が集まり 孫やひ孫の希望で昔の古いアルバムが

持ち込まれました 右から2人目が父 台湾の小学校の教師でした

 

日本中が全て太平洋戦争に向かっていた時代です

板書の内容はともかく美しい言葉遣いと文字だと感心しました

 

戦後台湾から父宛に送られてくる手紙の言葉遣いが

美しく 不思議に思ったものですが 日本人によって

台湾の人にも教育がなされたのです

 

10年ほど前 初めての海外旅行が台湾でした

初めてということで日本語の上手なベテランの添乗員さんが

担当してくださったのです

 

日本の教育を受けたというRさんは

日本の植民地になる前は 台湾は未開の地であったと

 

当時の日本にもないような最先端の立派な病院や役所を建て

環境を整え 鉄道をひき 教育をしてくれた

 

戦争に負け日本人だけ本国に戻ったけれど

台湾人も一緒に日本に連れて行って欲しかった

 

その後台湾は混乱し 日本よりも30年も40年も遅れたと

台湾には日本語放送のTVが流れ日本の情報は一気に伝わります

Rさんは毎年のように日本に来られ我々よりも

日本通で驚いたものです

 

東北大震災の支援の輪はこのRさんの言葉の

全てで伝わりました

 

B父の文字.jpg

父は太平洋戦争中 台湾の青年を日本兵として養成する

特別練成所に移りました

晩年台湾の未来ある青年を戦地に送ったことを悔やみ

毎日神社やお寺にお参りをしていました

 

上の板書この毛筆共に40代の父の文字です 

若くて勢いがあり娘ながら惚れ惚れと眺めています

父からよく聞いてた言葉ですが

男は字が上手くなくっていい! 書記ばかりやらされるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

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