デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 生きものの本質

生  

 

「生きもの」とは何か‥‥

大阪大学名誉教授・生物学者の 大沢文夫さん94歳は

長年追い続けてこられた研究の集大成を 

科学解説書「『生きものらしさ』をもとめて」

にまとめられました

9/20 読売新聞記事より

 

生きものらしさとは『自発性』というキーワードから

始まるそうです

湖や沼に生きる単細胞生物・ゾウリムシの観察から

その問いに迫り続けられたのです

 

脳もなく下等動物のゾウリムシは 

自分にとって快適な 温かい水の方へ泳いでいきます

普通ならば そこへとどまり続けると考えますが

実験結果はまるで逆 泳ぎが速くなり

常にあちこちを活発に動き回り もっと良い場所が

ないか探し続けるという 興味深い現象だったそうです

 

安息の地を見つけても腰を落ち着かせない

他から強制されたわけでもなく

エネルギーを使いより良い環境を求める

これが『自発性』の表れだというのです

 

ゾウリムシは同じように見えても個体差があり

多様性があり一匹一匹も 集団も一定でなく

常に『ゆらぎ』があるそうです

 

この自発性もゆらぎも機械にはないことだそうです

 

人工知能が人類の未来を 席巻しそうな今世紀

「生きものの本質」で豊かで平和な地球を

守らねばならないのではないかと思うのです

 

 

 

 

 

 

 

 

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