ひと月
あれからひと月経ちました
新年早々起きた能登半島の地震や津波
とてつもない災害が起きました
多くの命 多くの家財を奪い
美しい能登が一変し
こころ痛むお正月でした
翌日は羽田空港での衝突炎上事故
お正月梅田で出会った娘家族は その日の昼便で
羽田を発ち伊丹空港に着いたところでしたので
夜のニュース報道に驚愕しました
能登ではひと月経った今なお 下水道の
復旧が困難で これから二次避難を考える方
生活を確保するのに地元を離れる方
離れられない方 多々ですが
本当にお気の毒です
阪神淡路 東北 熊本の大震災の教訓が
今回の被災地に活かされていることを感じます
阪神淡路の大震災ではボランティアが
各々大挙して駆けつけたり 物資を送ったりと
今思うと大混乱だったと思われます
一刻も早い 復興を願うばかりです
]]>
辰 篆書
明けましておめでとうございます
今年こそ争いのない 平和な世界が訪れますように
自然災害が 少しでも減少しますようにと
祈りたいです
コロナ終息宣言が出され 初めての新年
人々が行き交い インバウンドも多く
街が賑わってきました
物価値上げが続く庶民にとっては
懐痛い歳でありますが
何だかホッとする新年です
年末から 冬とは思えない暖かい日が続き
幸せですが これも温暖化の影響
ひとりひとりが心して温暖化に歯止めを
かけるべく行動を起こすことも
大切と肝に命じました
明日は梅田で家族と
お正月をします
]]>
この夏は史上最高の猛暑で 地球が
あちこちで悲鳴をあげています
国連のグテーレス事務総長は
「地球沸騰化」と警告を発せられました
人類こぞって歯止めをかけないと
地球の未来はありません
長かった夏が終わり 秋は短かいようですが
紅葉は見事でした
真っ赤な紅葉と黄色の葉のコントラストが見事
10月桜 たくさん咲いています
いつも寂しそうに 少しだけ咲くのですが
今年は花数多くまるで春の雰囲気
凛として 見事な色付きでした
寒さと共に 赤くなり
葉の残り方も 見事な2023の秋
子供達や散歩の犬が 落ち葉の中を転げ回っていました
]]>
地元生駒市芸術会館 美楽来での
「第9回万年筆画展」は330~340名くらいの方に
ご来場いただき賑やかなうちに終了しました
神谷先生 My Favorite Portrait
開高 健さんの物語を1枚にまとめられた
圧巻の作品です
隣の大展示場はビエンナーレ絵画展
絵のベテランの方々が多いようで
神谷先生のこの作品に見入る方が大勢でした
2023年2月 滋賀県多賀町での「アケボノゾウ アート展」
万年筆画教室 全員参加したのですが 講座に入会して間がなかった
Uさんは多賀町で見つけたおしゃもじを 見事なアイディアで
表現されました
こちらも アケボノゾウアート展参加作品
浮世絵のカンザシはアケボノゾウの骨格です
「長屋王とつながった!」熊野作品
長屋王の 祖父は 天武天皇 祖母は胸形徳善の君尼子の娘
つまり尼子の娘は 宗像(胸形)豪族のお姫さま
私の両親は宗像大社の近所の出身
宗像大社の神主の子息は小学校の同級生
自宅から徒歩5分の酒蔵は「長屋王邸」から
出土した木簡レシピのお酒を「長屋王」という
銘柄で醸造 いろいろ繋がることが多い!
何やかやでこのお話 一月以上かかって
仕上げました
]]>
第9回万年筆画展 案内ハガキ
2023年10月27日(金)〜29日(日)
初日11:00~17:00 中日10:00~17:00 最終日10:00~16:00
場所:生駒市芸術会館 美楽来
生駒市西松ヶ丘2-20 TEL:0743-74-1101
いよいよ来週金曜日から開催です
「万年筆で絵を描こう」講座の受講生は関西の
多岐から来られるので社中展は近年
京都や高槻も多かったのですが
今回は足の不自由な当方のため
地元開催となりました
テーマのひとつ My Favorite Portrait は「長屋王」
長屋王の祖母 胸形徳善君尼子媛は福岡宗像田島の出身
奇しくも祖父母もこの地出身でした
そんなことをテーマに展開しました
恒例の課題 万年筆で万年筆を描く
それから絵手紙の刺激を受けた
万年筆で描く絵手紙
他 滋賀県多賀町でのアート出品作品の
アケボノゾウ等です
万年筆は基本一色
書き直しもできません
それをもとににいろいろ展開させる
苦しさや面白さがあると思っています
ご興味のある方ぜひお越しください〜
]]>
Ohtani
大谷翔平選手
10月27日からの万年筆画展に出品する作品
エンゼルスの大谷翔平選手が 米大リーグで
日本人として 初の本塁打王に輝きました
右肘靱帯の手術後ですが 偉大な記録です
「無理はできる間にしかできない」
イチローさんの言葉を胸に
シーズン中の体調管理を怠りなく
外食も殆どなく 10時間の睡眠をとり
本塁打を量産されました!!!
すごい精神力だと 感銘を受けていました
Ohtaniさん カッコいいです〜
大谷選手の英語表記は[Otani]ではなく[Ohtani]
米国でも問われていましたが
[Oh]と表記されていた王監督への畏敬も
あるのかなあとも考えます
]]>
Ukraine
2014~2015年ごろ 孫が幼かったので
ジパングで「ひかり」を利用し
東京へ頻繁に通っていました
「ひかり」は外国人向けの特別なサービスがあり
大きなキャリーケースを利用する海外の人で
いつも混み合っていました
京都から同時に乗り込んだ 隣の青い目の若いお嬢さんから
チョコでくるんだクッキーをいただきました
英語が喋れないのでどうしたものかと思いながら
携帯に翻訳機能があるのではと
探すと簡単な会話ができるようになりました
当時旅行者に人気の 伏見稲荷の赤い鳥居が描かれた
可愛いスケッチブックも見せてくれました
日本でお目にかかれないザラザラした素朴な紙です
彼女はウクライナ出身でイギリスで
働いているということでした
当時の私にはウクライナの認識低く
ソ連邦から別れたどこかだろうくらいしか
考えていませんでしたし 自宅に戻ってからも
地図を広げることもありませんでした
不条理に仕掛けられた戦争の中で
ウクライナの人々の 怒り苦しみ悲しみ痛み
彼女は今もイギリスにいるのだろうかとか
ふと思う日々です
]]>
TA奈良 20年以上前の制作フォント
先日奈良デザイン協会の総会がありました
いろいろ議題はあったのですが
地元奈良の歴史を学ぶと
デザインに深みや広がりが出るのでは
と提案しました
事実当方もある仕事がきっかけで
奈良の歴史(つまり日本の古代ヤマト史)講座に
4年近く通いました
当時先生は80代半ば 受講生は300人ほど
教室は90人ほどしか収容できず 週3回講義されていました
常にパイプ椅子がいっぱい並べられるほど大盛況
それが月4回 タイトなスケジュールをこなされていました
⇩
https://naradaisukirekishi.amebaownd.com/
この講座をお勧めしたかったのですが
残念なことにご高齢のためこの2月で
終了したとのことでした
また2〜3年の間に サポーターの方々が
上記のようなHPを用意されたようで
懐かしい先生のお姿を拝見することができ
感慨深い検索となりました
そこを眺めていると2022.6.25の箇所に
先生と共に写っている資料
「平城宮跡の 過去・現在・未来」
このフォントはまさしく「TA奈良」
なのです 感動でした〜
]]>
龍
各地で引き起こされる線状降水帯による被害
甥や姪に連絡すると 無事との返事で
ついつい世間話になってしまいました
そしていつのまにか 断捨離の話になり
辰年生まれの 姪の夫にこの額を
送ることになりました
つまり一回り前 12年前の作品で
何かの展示に用いたものです
もうすぐその夫の誕生日だそうで
間に合ったら嬉しいといわれました
ちょっと老けた龍だというと
そんな歳だから大丈夫 とのこと
姪も断捨離世代に近づいてます
送って良いのだろうかと
心配しながら梱包中です
]]>
赤間硯 日本工芸会正会員 日枝玉峯氏 作品
桐の箱には箱書きが整えられ
品格のある硯です
この作品に相応しい「赤間硯」の文字をと
思うのですがなかなかです
赤間硯をいただきました
美しく端正に細工された姿に見入ってしまいました
赤間硯は赤間関(山口県下関市の古い地名)で
採石されていましたが現在は宇部市での採石です
赤い色の硯を時々目にしていましたが このように
美しい赤間硯を見るのは初めて
先日突然姪家族が訪ねてきました
そのお土産です
「こんなに重たい物を持って大変だったね〜」
と言うと「僕がずっと持ってました」と
その夫が誇らしげに言います
仕出し屋さんのご馳走を用意してて
良かった〜と思いました
墨を擦るための硯というより美術工芸品
飾り細工が施された蓋付きで
かなりの重量です
AIの登場で芸術分野も席巻しそうな時代
書道はどうなるのか心配ですが
書の線質は長年の経験の賜物と
思われるのですが
AIが追い越すのでしょうか?
ですが書は続けねばなりません
この赤間硯の作家さんのように
]]>
緑の葉っぱの中に一つだけ ポツンと赤い実が
あざやかに光っています
写真がうまく撮れません
小粒ですが 確かにさくらんぼ
そういえば 何日か前
新しく植えられた桜の葉ををじっと見つめる方と
お会いしました
挨拶をすると 「さくらんぼが付いていないか
見ていました」と言われます
兄嫁を思い出し 「幼稚園の先生ですか」と
尋ねると「保育園でした」と
行動がそっくりで尋ねたこちらが驚いてしまいました
近所の遊歩道はあざやかな緑で埋め尽くされ
場所によっては日中の日差しを遮ってくれます
次の日 もう一度さくらんぼを
しっかり撮影したいと 同じ場所に行くと
あのさくらんぼは 見当たりません
ここは色々な鳥たちの棲家でした
目ざとい彼等が見逃すはずはありません
]]>
小さなお子さんのいるお家のベランダには
鯉のぼりがそよぎ 散歩をすれば色々なレベルの
あざやかな若葉が広がっています
今年は自生のフジもあちこちに見られ
車で移動をしていても見つけるのが楽しみです
ニュースやワイドショーで街中の賑わいを知ると
コロナ以前に戻ったことを確信します
こんなに長閑なのに 未だ紛争は続き
ウクライナでもアフリカでも戦火の中を
逃げ惑う人々がいるのです
体調の方も幾分マシになってきましたが
昨夏以前に戻ったわけではなく
未だ外出困難状態です
が 以前のように自由にあちこち
行きたいところに行けるように
なりたい〜 そればかり考えています
]]>
書もOKということで出品 タイトル「子象の水浴び」
シガタガゾウのアート展
4月9日(日)まで
場所 多賀町立博物館・多賀町中央公民館
https://shigatagazou.com
日本古来の象 アケボノゾウ化石が完全に近い状態で
発掘された滋賀県多賀町
2022年3月15日に国指定天然記念物に指定されました
ゾウ化石が天然記念物になるのは日本初!
「滋賀多賀ゾウの里」として国内外に周知し
魅力を感じてもらうアート展です
イオン高の原の「万年筆で絵を描こう」カルチャーの師
神谷利男先生プロデュースの「シガタガゾウのアート展」で
教室こぞって参加しました
教室のみんなは多賀町まで
下見 搬入 観覧と足繁く通われ
多様な作品が250点も集まり 大成功です
]]>
早々と満開になった桜が散り始め
春うららの陽気に包まれました
遊歩道の桜
この10日足らずで一気に満開になった我が家の椿
散り方も潔く みんな上向き
気温が高くなるほど 花びらの赤みが増します
桜もそうらしい〜
バス停前の植え込みも花盛り
春が急いでやってきて
あっという間に去っていきそうです
]]>
天晴(あっぱれ)
WBC決勝で2009年以来3度目の優勝を果たした
侍ジャパン 7戦全勝の快挙に その世界一に
日本中が今なお連日酔いしれている〜
栗山監督のメンバーへの絶大な信頼のもと
大谷のダイナミックで果敢なプレーに
ダルビッシュの紳士なリーダーシップに
ヌートバーの一生懸命で無邪気な人柄に
若手の投手陣も どの人この人にも
素晴らしく魅了されっぱなしで
虜になる3月でした
最後のアメリカ戦では
メジャーリーグの綺羅星のごとく輝く
名選手との戦いを前にし
あの有名な大谷のメッセージ
「今日だけは憧れるのをやめて勝ちに行きましょう」
本当に感動的でした〜
普段野球に関心がなくても 野球の面白さ楽しさが
いっぱいのプレーに見入ってしまった7戦で
近所の方も 会えばその話で持ちきり
幸せなひとときでした
]]>