デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 「ゆず」はおひめさま
ゆず_NEW.jpg

12月に入ると店頭には黄色く色づいた「ゆず」が
出回ります

かぐわしい香りは本当に柑橘類の「おひめさま」
と思うのです 和風の料理は勿論 和洋菓子もOK
茶碗蒸しや 澄まし汁 鍋もそうです 一片の
ゆずが 料理を見事に引き立てます

「すだち」が王子さまなら「ゆず」をおひめさまと
呼びたいのです

契約農家の方から配送される 野菜グループに
入っています 秋の柿も見事ですが 良いゆずが
手に入ると ドキドキするくらい嬉しくなります

菊花蕪.jpg
年末は恒例の菊花蕪をつくります 酸味は勿論
すべてゆず キッチン中がゆずの香でいっぱい
豊かな気分に浸れます



冬至の日にはゆず湯でといいますが 我が家
では 家族が大勢揃う年末にゆず湯を始めます
湯に入る最後の家族が このゆずをざるに揚げ
水きりをしておくと 3〜4日楽しめます

柚子湯.jpg

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:35 | category: デザイン書道 |
# 人生をあきらめないカレンダー
あきらめない_NEW.jpg

書   墨象家 荻野丹雪 氏
監修  エイジングライフ研究所 高槻絹子 氏
発売元 新日本カレンダー株式会社

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ほんとにスカッ!とした力強い文字
装丁もおしゃれな 日めくりカレンダーで
幾種類かの落款もきりりとしています

いつも荻野さんの作品に 魅せられています
グラフィックデザイナーを 唸らせる
美術家を唸らせる 建築家を唸らせる
墨象家さんだと 思っています

こんなことをいうと 大変照れる方です
謙虚すぎな方です そして我々協会員が
憧れる方でもあります

協会に入会したばかり頃 サントリーの
「ピュアモルトウイスキー木桶仕込」の文字が
あこがれでした 随分黄色くなりましたが 
今でも新聞の一面広告を大切に持っています 

その文字の方が荻野さんだと分かる迄には
長い時間がかかりました

*********************

アサコムホールでの「空間を彩るデザイン書道展」の
懇親会に日本デザイン書道作家協会のアドバイザー
でもある荻野丹雪さんも参加して下さいました

そのとき「人のためは自分のため」つまり人のため
にと動くことは自分も元気を貰ってるといった話
から このカレンダーを送って下さったのです

開くと 心を打つ言葉がいっぱいです!

生き生きした生活習慣が
脳をいつまでも若々しく保ちます。
ハッとした気づきのある言葉の力で、
あなたの生活習慣を変えていく・・

とあります 若者から高齢者まで心に
響く言葉と文字がならんでいます!


| comments(0) | trackbacks(0) | 21:43 | category: デザイン書道 |
# 「とまちゃん」の思い出
トマシーノ_NEW.jpg
「トマシーノ」 って近所のネコ「とまちゃん」
のことでした 9月に亡くなっていたのです
腎臓が悪かったと聞きました

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10月から忙しい日が続き 先日夜 その飼い主
Mさんに 久し振りにお会いし「とまちゃん見かけ
ないけど元気?」と尋ね わかったことでした

我が家の最後の 飼い犬が亡くなって しばらく
経ったころから とまちゃんが堂々と遊びに
くるようになりました

冬は日だまり 夏は木陰で リラックス 
時には近所のキーウイの樹に 体をすり寄せ
ゴロゴロと喉を鳴らします キーウイはマタタビ科 
「ネコにマタタビ」っていいますが まさしくです

そのMさんに 写真を見せて頂きました 
放浪していた「とまちゃん」は 引き取られた
ばかりのころは 部屋の中でも警戒し 物陰に
隠れてたそうです

前足コーヒー.jpg    前足なめる.jpg
ネコの知恵もスゴイ! なめられないとこんな
ことをして飲むのですね コーヒーですって

逃げる1.jpg    逃げる2.jpg
二階のベランダから まずこの木にダイビング
枝を駆け降ります 鍵をかけ閉じ込め状態でも
自分で鍵を開け 窓から脱出 でも家の中には
戻れず 「入れて下さい」コール 

寛ぎ.jpg
自宅の庭で寛ぐ とまちゃん まだ若々しい! 


Mさんとは共通のグループで時々 我が家に
こられます そんな時は事前に察し ネコ道を
先回りしてやって来ます

なかなか触らせてくれませんが とまちゃんの
ふわふわ毛並みや しぐさに 随分癒されてたと
思うのです ゆっくりお休みなさい!



| comments(0) | trackbacks(0) | 11:38 | category: デザイン書道 |
# 小雪がちらつき年末寒波到来
小雪_NEW_0001_NEW.jpg
芦屋市 地鶏と一夜干し「永来権」の作品より

二十四節気では「しょうせつ」と呼び 
11月の23日頃をいいますが これは
旧暦が基準だった季節の区分でしょうね

*********************

昨夜は小雪だったのですが 今朝目をさますと
外は一面の銀世界 12月にこんなに積もる
なんて 奈良に越して来て初めてのことです
異常気象によるものなのでしょうか

昨日から年末の 片付けや掃除を始めました 
普段忙しいので暮れに集中しないようにと
思っているのですが 思いとは裏腹です

今朝の銀世界を見たら 予定が狂い出しました
近辺は坂道ですので車の運転は出来ません
それではと のんびりモードに態勢変更すると
太陽の日ざしで すっかり雪が融けていました
地熱は まだ暖かい!

さあ 動かなくちゃ!!


| comments(0) | trackbacks(0) | 10:50 | category: デザイン書道 |
# クリスマスーイブなのに
 Christmas_NEW.jpg
クリスマス_NEW.jpg
「サンタさんに プレゼントをお願いしたから
早く寝るの」可愛い孫の電話に癒されていました


とまちゃん_0001_NEW.jpg
初夏に撮影した 近所のネコ「とまちゃん」
先ほど このとまちゃんが亡くなったと聞き
ショックを受けました

とまちゃんは もともと野良の子でした 子猫
時分 ネコを亡くされたばかりの近所のお宅に
引きとられました

警戒心強く 誰でも簡単に心を開こうとはしません
ですが 子供のころからネコと育った私には
よくすり寄ってきました

「とまちゃーん」と呼ぶと 近寄ってお腹を見せ
ごろんと寝そべります 手を出し撫でようとすると
爪を出し 引っ掻くのです よくやられました
攻撃でなく 遊んでくれてたのでしょうね

冬の寒い頃には 運転してまだ温かい車の
ボンネットの上で寝てたり 車の下で 待機
してたりなかなかの知恵者でした

風格があって オスネコらしく 堂々とした
ところが カッコ良く 大好きでした
11才 最近のネコ寿命ではちょっと早い!

イタリアのネコ物語からついたその名 トマシーノ
とまちゃん やすらかに! 長いこと癒して
くれてありがとう!



| comments(0) | trackbacks(0) | 23:24 | category: デザイン書道 |
# 冬至には南京を食べて ゆず湯につかる
二十四節気_NEW.jpg
「冬至」 芦屋市 地鶏と一夜干しの店「永来権」 
昨年12月の書より  

冬至は二十四節気のひとつで 古代中国伝来の
季節区分法 つまり太陽の黄経に従い 24等分し
季節を示すのに用いた語です

南京を食べ ゆず湯につかる・・昔から「無病息災」
健康を願ってのことだと思っていましたら

冬至は「湯治」に繋がり 柚子は「融通」が利くように
との意味も込められてるそうです
| comments(0) | trackbacks(0) | 16:12 | category: デザイン書道 |
# モーツアルト室内管弦楽団のクリスマスコンサートに酔う
クリスマスコンサート_0001_NEW.jpg
モーツアルト室内管弦楽団による最後の
コンサートが市民ホールで公演されました

門 良一楽団.jpg
指揮者 門 良一氏 率いるこのコンサートは
市内で開業のクラシックがお好きな歯医者さんの
肝いりで開催され 今年で8回目でした 
「生駒の奇跡」と門さんはおっしゃいます

**********************

モーツアルト室内管弦楽団は1970年に指揮者
門 良一さんによって設立され 40年間一貫して
30数名のメンバーを維持する 我が国では数少
ない本格的室内オーケストラです

現在は大阪いずみホールを拠点に 東京や海外迄も
足を伸ばされ 成果をあげられています

名前の通りモーツアルトの曲が主体の管弦楽団
門さんのやさしい解説で 年々市民の
クラシック力が 育ってきたことを感じた年
でもありました

最初のころは どこでも拍手したり ちょっと
恥ずかしいことが多かったのですが
今回 観客の 拍手ぶりは見事でした

指揮者 門さんの説明通り 宮廷音楽の域を超えた
激しい短調 交響曲 第40番になると 一層 
オーケストラも熱がこもり みんなが引き込まれて
いくのが伝わります 

最後はなじみのクリスマスソング そして
観客全員「きよしこの夜」を合唱し 終りました

とどまることのないアンコールに 8回で
終らすのは勿体ないと誰もが 思ったに違い
ありません




| comments(0) | trackbacks(0) | 12:42 | category: デザイン書道 |
# アロハハワイ
あろは_NEW.jpg
空港へ着いた時も 帰る時も 街中を歩いていても
すべて “ALOHA"

孫の絵本 カメハメハ大王の歌を思い出しました
大王も 女王も その子供も 住む人もみんな 
その名は 「カメハメハ」 最後の歌詞は 確か
「憶えやすいが ややこしい」

ハワイは 先住のハワイアンは少数で日本 朝鮮 
フィリピンやベトナム系のアジア人が半数以上を
占め またドイツ イギリス アイルランドや
ポルトガル等々 様々な民族で構成されています

異民族の良い習慣が秩序や文化となり 常夏の過ごし
やすさと相俟って 穏やかなハワイ島を築いたのでは
と思いました

こんなに のんびり大らかなのに 街中はどこへ
行っても 清潔でゴミ一つありません 流石
観光の島です


自由と平等橋.jpg
ホノルル空港内の庭園 日本庭園のようであり 
韓国のようであり 東南アジア風であり
いろいろな要素がミックスされています

その中の橋に刻まれた文字は漢字で「自由平等」
ここにアメリカの精神をみました

そうして現在の民主主義日本が アメリカの
先導でもたらされたということを 再認識した
旅でもありました

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:44 | category: デザイン書道 |
# ハワイには日本の苦い爪痕が残っていました
Hawaii_NEW.jpg
ハワイのことを思い出す余裕もなかった最近
でした やっと写真のプリントが出来ました

送迎リムジン.jpg
ホテルの前に止まった豪華なリムジンをみて
さてはVIPのお泊まりかと思いました ところが
乗るのは我々 日常的に観光案内に使われています
みんな景色より まずこのリムジンの前でパチリ!

日立の樹.jpg
"Hitachi Tree"  日立の樹 楽しみでした

地元の人や観光客の憩いの場として 長年親しまれて
いる モアナルア・ガーデン 樹齢100年を超える
モンキーポッド(日立の樹)の巨木が点在しています 
和名はアメリカネムノキ

テレビのCMのような写真は撮れないのかなと
思っていました 一瞬人影がなくなり CMそのもの
みたいな写真が撮れたのです! しかし大勢の人に
囲まれた「日立の樹」の方が いいなあと思いました


2本の虹_0003.jpg
走るリムジンの中から撮った2本の虹 これも
一瞬のチャンスで 車が止まると虹も1本消失

ハワイは冬場にかけて雨期に入ります といっても
日本の雨期とは大違い 傘もそんなに必要ないかも
あちこちで虹を見ましたが 2本の重なる虹は初めて 

アリゾナ記念館.jpg
USSアリゾナ記念館   真珠湾攻撃の遺産は
いまだに人々の心を痛ませます

第二次世界大戦のきっかけとなった真珠湾への
日本軍による奇襲攻撃 当時の日本はまるで今問題の
近隣国に似てたかも知れません

3年半にわたる死闘の末1945年 日本帝国の
無条件降伏という形で太平洋戦争は終結しました
悲惨な戦争を 二度と繰り返さないよう 平和を
願い この記念館に多くの人が訪れます



| comments(0) | trackbacks(0) | 23:30 | category: デザイン書道 |
# 「奈良の筆と墨の工房を訪ねる」その3
次に訪ねたのは墨の株式会社墨運堂さんです

御坊藤_NEW.jpg
薬師時や唐招提寺の境内?と思うようなところに
併設の「墨の資料館」や「頑固一徹長屋」があります
「御坊藤」とは墨運堂さんの昔の名前

墨も筆と同様に中国から伝わりました。

書道とは切っても切れない墨運堂さんですから
資料館の中は 高名な書家の方の文字があちこちに
展示 それにも魅了されます

記念墨_0001.jpg
名立たる書家の記念墨には素晴らしい文字が
刻まれています 左から青山杉雨さん 金子鴎亭さん
上条信山さん 殿村藍田さん 故人となられても
作品は見るものを虜にします
  
墨_NEW_NEW.jpg
篆刻家の 故 酒井子遠さんの記念墨では?
と思いましたが残念なことに説明書きが
ありません アーティスティックな印が刻され
酒井さんらしく おしゃれです

固形墨は今なお 型押しされ文字や文様が 
入れられています 今回の説明では その木型を
掘る職人さんが 現在はお一人だけ 将来が心配
されます

最近は墨液を使う人が多いのですが
固形墨は10月半ばからの 冬場に作られます

材料のニカワが蛋白質なので 腐らないように
というわけです 墨コネの作業場は香料の
麝香(じゃこう)の香りに包まれ雅な気分です

頑固の仲間_NEW.jpg
時間がなく大急ぎで頑固一徹長屋へ

こちらは墨運堂のオーナーさんが 奈良の
優れた技を絶やさないようにと 優秀な工芸
職人さんを集められました

一刀彫 漆 奈良筆 茶筅 表具 赤膚焼
それぞれ 素晴らしい工芸師さんです

時間さえあればみんな回りたかったでしょうに
やっぱり目指したのは 墨と筆

その後入場は4時半までという お隣の
薬師寺へ走りこみました

待ち合わせの薬師寺駐車場が標された地図を
片手に それぞれが行きたいところを回ります

集合時間の10分前には ほぼ全員バスに乗り
込み この一日を満喫しました きっと疲れて早く
寛ぎたかったにちがいありません

その後JR奈良駅 近鉄奈良駅でバスを降車
散会となりました

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:52 | category: デザイン書道 |
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