デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 「筆墨精神」中国書画の世界展へ
パンフレット.jpg
会期 2011年2月20日(日)まで
場所 京都国立博物館

篆刻の二葉先生の社中で京阪七条の京都国立
博物館へ行きました 

寒い!!! 京都は寒い!!!です
最高齢のIさん(95〜6才)も参加 
会場内2時間立ちっぱなしで回られ
背筋は誰よりも ピーンと伸び
お元気なのです 寒いなんて
言えなくなりました

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京都国立博物館収蔵の 中国書画の中核をなす 
上野コレクションは 朝日新聞社創業者のひとり 
上野理一氏によって収集され その後 ご子息に
より寄贈されたものです

書聖王羲之の「宋拓十七帖」はじめ 欧陽詢の
九成宮醴泉銘 虞世南の孔子廟堂碑等々
書を習った人にはグッとくる 名立たる
墨拓の法帖が たくさん 思いにふける
方も大勢です

図録表紙.jpg
特別陳列 篆刻家 「園田湖城」

京都国立博物館の破風に掲げられた額字の
篆書は 園田湖城(1886~1968)の揮毫

京都に生まれた湖城は 富岡鉄斎 橋本関雪
神田喜一郎など当時の文化人の印章を 数多く
刻しました

日本最後の文人画家とされる 富岡鉄斎は
孫ほど年の離れた湖城と 対等の芸術家として
接し 大成を促したといわれます

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現地解散 その後女性陣は 茶わん坂から
清水寺の前を通り 五条坂を下ります 
お店を覗きながら更に1時間 やっと
「何か温かいもの飲みましょう」となりました

こちらのメンバーには84才の女性も
元気で歩かれます 皆さんとっても
偉いです!元気です!そのパワーに
感動した一日でした


| comments(0) | trackbacks(0) | 21:49 | category: 篆刻 |
# 元気なアラフォー世代と出会って
アラフォー_NEW.jpg
アラフォー


最近2人のアラフォー女性とお会いしました
お一人はデパートの売り場で もう一人は
仕事の打ち合わせで  どちらも子育て
真っただ中の 超忙しい世代

仕事もテキパキこなされ 商品知識豊富で
説明も的を得て お見事! ひとみ輝き 
生き生きと仕事に打ち込む姿は魅力的!

お話を聞くと 子供が出来ると 職場を
一旦去り 家庭に入られたそうなのです

男女雇用機会均等法が出来ても つい10年
ほど前まではそれが当たり前
でも今は 子供が出来てもやめない!

大学生の就職活動が厳しさを増していますが
何だか頷けます 働きたい人が働けることも
大切 これから働きたい若者が 夢や希望を
持てることも大切 リタイアされた方の
経験や知識を生かすことも大切 

景気が良くなり 仕事がふえることが一番
かも知れませんが 自然の摂理にかなった
日本の閉塞感を打ち破る 大きな力って
ないものなのでしょうか

それにしても元気なアラフォー世代
逞しく 美しいです!
| comments(0) | trackbacks(0) | 10:23 | category: デザイン書道 |
# ネーミングも筆文字も楽しいお酒のラベル
居酒屋さんが立ち並んだ大通りでのことです

酒ラベル.jpg
おしゃれな雰囲気のお店なのに ショーウィンドウ
内は ところ狭しとばかりに酒瓶が並び ラベルが
貼りめぐらされています

ラベル2_0002.jpg
上の写真の店のお隣 酒瓶の写真ですがこれも
大通りに面した外壁に貼られています

ラベル2_0001.jpg
これはラベルだけを集めた写真が同じく外壁に
貼ってあります

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時々通う病院までの通り道 昔から居酒屋さんと
いえば裏通りがお馴染みですが こちらは車の
多い大阪市内の幹線道路沿い

お酒が大好きな方は このラベルに心弾ませ
暖簾をくぐられるのでしょうか

仕事柄筆文字にすぐ反応します 特にお酒の
ネーミングやロゴは昔から 惹かれるものが
多いです 酒造屋さんの汗の結晶なのかも
知れません

沢山のお酒を利きわけされる ソムリエ
オーナーさんってどんな方なのでしょう
覗いてみたくなります




| comments(0) | trackbacks(0) | 22:03 | category: デザイン書道 |
# かまどの神様 宝塚の清荒神へ
N神仏_NEW.jpg
「神仏」
お参りのキーは 感謝から

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宝塚の「きよしこうじん」は清荒神清澄寺という名で
神仏習合の荒神様だと今回初めて知りました

1月中の日曜日 友人たちと 清荒神へお参りに行くのが
恒例です 昔から竃(かまど)の神様として女性に
人気のスポットです

最近は男性も家事が当たり前になったのでしょうか
老若男女問わず家族連れも多く 大変賑わっています
信仰深い(?)方が大勢なのに驚きます

最近は境内も随分整備され 変わってきました 
震災時はたくさんの建物が倒壊 参道に集う
商店や道路も滅茶滅茶だったといいます 

本殿で参拝しお札を頂き 境内を回りながら
何か所かで手を合わすのが習わしです

ここは駅からの長い参道が楽しいのです
罰が当りそうですが どちらかと言えばそちら組
出店や商店も時代とともに 入れ替わりが激しく
なりました

でもレトロっぽく いろいろなお店がひしめいてます
イワシの浜焼きの臭いで引きつける店 つきたて
焼きたてのお餅屋さん 竹細工屋さん 骨董店 
おせんべい屋さん 覗きだすと きりがありません

お店の女将さんやお兄さんとの駆け引きは 面白く
漫才そのもの 地元で生まれ育った方には
脱帽です みんなそれを楽しんでいます

今年は手ぶらでと思いながらも 清荒神駅に
つく頃には皆両手に 荷物をさげていました



| comments(0) | trackbacks(0) | 11:37 | category: デザイン書道 |
# TYPO DE CARTA 「方言いろはカルタ展」
オープニング前.jpg
TYPO DE CARTA  「方言いろはカルタ」展
 
場所 平和紙業「ペーパーボイス」大阪
期間 平成22年1月19日(水)〜2月3日(木) 
   9:00〜17:00 休館日:土.日曜日

主催 NPO法人日本タイポグラフィ協会
後援 平和紙業株式会社
協賛 モリサワ株式会社
   啓文社印刷工業株式会社
   王子製紙株式会社

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昨年好評だった「ロハスなピクトカルタ展」に引き
続き 西部研究会委員会 企画のカルタ展です

47名の地方デザイナーが モリサワパスポート内の
47種類のフォントを使い 47都道府県の方言
(挨拶)で表現するカルタ展

いろはが47文字 都道府県名が47というのも
偶然の一致です!

かるた.jpg
真ん中のテーブルには 夫々が趣向を凝らした作品が
カルタとなり 来場者が1組づつ持ち帰られるように
並んでいます

月.火曜が搬入 水曜がオープニング 昨夜は
オープニングパーティ 最近は若い女性
デザイナーさんも多く 楽しみです

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:39 | category: 書ヒストリー |
# ずっと飲んでた深蒸し茶のロゴでしたのに
深蒸し茶_NEW.jpg
10年程前ですが プレゼン落ちだったロゴ
気に入ってた文字だったのですが

飲んだイメージでは 濃くがあり美味でした
深蒸し茶は 高級感より 庶民的で 
健康イメージの文字が似合うのかも

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先週のNHK番組「ためしてガッテン」では 
癌の死亡率が日本一低い 静岡県掛川市民の
健康長寿のヒミツということで 「掛川茶」
のことを報じていました

茶どころ 掛川は日照時間が多く 茶葉の渋みが
強く それを和らげるため 蒸し時間が通常の2倍
茶葉の細胞が破壊され 一見粉が多く下級品に
見えますが この粉状に 本来溶け出さない
栄養成分が詰まってたという訳です

悪玉コレステロール値が減少 血行促進
免疫機能改善 腸内環境改善といいこと
づくめです

実は15年程前からこの深蒸し茶を飲んでいました
九州八女産でした 知人がまとめて取り寄せ
何人かで分けていました 健康なのは
そのお陰だったのかも知れません

深い味わいで 抹茶入りのように美味しいし
お値段安く とっても気に入っていました
ところがお茶屋さんのパンフレットには 
最近ずっと載っていません
何か理由があったのでしょうか

それで今回は その深蒸し茶をやめたのです

この番組の翌日の新聞には「掛川茶」の広告が
一面に出ていました 大反響のようです
また 深蒸し茶に戻りたいと思います

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:52 | category: デザイン書道 |
# のびあがり のびあがり 大根大根 山頭火 句
のびあがり_0001_NEW.jpg   
山頭火も 大根の 偉大さを感じていたの
でしょうか

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家庭菜園を楽しんでいらっしゃる方から 丸大根を
たくさん頂きました 丸大根は甘くて やわらかく
煮ものに最高です 

まず ふろふきにしました
色々作り方はあるようですが 我流です
ふろふき大根_NEW.jpg

味噌
ゆずの皮の黄色い部分を刻み すり鉢ですります 
そこへ味噌を入れ混ぜ 蜂蜜を入れ混ぜ(味醂でも砂糖
でもOK)80度くらいの湯を濃度を見ながら加えます 

時にはすりごまを入れたり ゆずの搾り汁だったり 
若者向けには 加熱した肉を刻み入れたりと様々です

大根
大根は皮をむき 適当な大きさに切ります 今回は
丸大根 輪切りでなく 4〜5㌢の角切りです

それを 米を一握り入れた水でゆっくり茹でます
米のとぎ汁でもかまいませんが 他の目的が
あるので とぎ汁を使っても 米は必ず入れます 
楊枝がすっと通るくらいの柔らかさがよい加減です

この季節の大根の味を楽しみたいので 昆布は
使いません この大根をゆでた煮汁 スゴーイ!!! 
自然の甘味に驚かされます
これを捨てるのは神への背信だと思うのです

まず浮いた灰汁を取り除きます 大根は澄んだ湯に
くぐらし 器にとってふろふきへ 次からが私流

粥状の米はざるですくってお粥…大根の味が
しみ込んでおいしいのです 残りの煮汁は お味噌汁
だしは要りません が必要ならば粉末だしを少々
 
この白さに合う具 白菜 白ネギ 豆腐や キノコ
青みは菊菜でも三つ葉でも青ネギなんでもOK

友人たちは このゆで汁にいぶかしげです
でも 寒い時期 体が温まって 大根サマサマと
ひとり悦に入っています 
| comments(0) | trackbacks(0) | 11:30 | category: デザイン書道 |
# 樹氷のように描きたい
樹氷_NEW.jpg
わりばしを使って描いた「樹氷」


この冬の寒波は強烈で 暖冬に慣れていた人々を
戸惑わせます この辺りでは12月に雪を
見ましたが 新年を迎えてから 積もるような
雪はありません でも猛烈に寒いです!

この仕事を始めた頃 サンプル文字を何点か
描きました 「樹氷」はその頃のものです

九州で育ったものとしては雪はあこがれ
職場の友人と旅先で見た 朝日に輝く樹氷を
思い出して描きました


| comments(0) | trackbacks(0) | 10:25 | category: デザイン書道 |
# 反故紙で一閑張り
一閑張 紅_NEW.jpg
竹ざるに反故紙を貼って一閑張り
一環ばり つばき.jpg     一閑張 篭.jpg
上のざるの裏面      1日講習会での作品

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仕事柄 和紙の反故紙がたくさん出ます
1文字2文字で そのままになってしまったのは 
捨て辛く 殊に上質の和紙は 勿体なくてぽいと
捨てることが出来ません でもそのままです
いつか この一閑張 再挑戦したいと思ってます

7〜8年前 大分県湯布院の 民芸館で白い一閑張を
見ました 竹ざるに白い和紙を貼り ニス状のものが
塗られていました 通常一閑張は漆 最近は柿渋が
殆どです

見よう見まねで 5年程前に挑戦したのが「紅」
竹ざるの裏には 山頭火の句を貼りました 柿渋を
塗ると茶色 また経年変化で徐々にその色は濃くなります
うまくいきませんでしたが 湯布院で見た 
白にしました

3年程前 1日講習の 一閑張り講座に行きました
先生が用意して下さった 竹籠に古文書を貼るのです
古文書は義太夫か何かの 台本でおしゃれ!

参加の皆さんは 柿渋を塗られましたが 私は
どうしても白を残したく 今でもそのままです






| comments(0) | trackbacks(0) | 22:02 | category: デザイン書道 |
# 現代書道二十人展へ
切符.jpg

現代書道二十人展
1月12日(水)〜17日(月)
大阪高島屋7階グランドホール

***********************

新年の雰囲気が残る会場は 書道関係と思われる
方が大勢入場されています 

うーん スゴーイ!!! 現代書壇を代表される
二十氏が会派を超え出品とあって 会場の作品
からは オーラがいっぱい放たれています

見事な線質です 眺めているだけでうっとり!
この漢字 あの仮名 そして篆刻も各分野を
リードされる超一流の作品ばかり

また表具(表装)も素晴らしく 粋でおしゃれです
また65才以下の気鋭の書家(この世界60代は
若手と聞きます)の「俊秀五人展」も併催
本当にすごい世界です

昨日の夕方のことでした 文字バランスの
とり方で悩んだ末 急遽この展覧会を思い
だし大阪難波まで出かけました

見とれてしまって 肝心のバランスの研究
にはなりませんでしたが
いいものを見せて頂いたあ!!!と思いました
さわやかな気分で帰路につきました



| comments(0) | trackbacks(0) | 22:33 | category: 書ヒストリー |
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