デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

Copyright(c) Kumano Seinai. All Rights Reserved
<< May 2011 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# 東映太秦映画村「寺子屋」での 江戸体験
江戸男京都女_NEW.jpg
グループ展テーマ「男と女」 出品作品
千社文字(神社仏閣に貼付けられたお札の文字)に
惹かれていた頃です

***********************


 西村匡生.jpg
俳優 西村匡生(にしむらまさき)さんが
「寺子屋」の 講師



映画村を ぐるぐる廻っていると 肌寒く疲れ気味 
「貸し切りですが どうぞ」と 運よく「寺子屋」に
勧められるままに 入場
社会見学の小学生と一緒です

俳優の西村匡生さんが 案内人
「THE LAST SAMURAI」にも 出演された方です
江戸時代をとても楽しく 分かりやすく
説明して下さいました

____________________


江戸〜京都 ほぼ500キロを 歩けば15日
東海道五十三次は 健脚が行き交っていました 
旅の費用は今風にいえば ひと月の サラリーほど 

また タダで旅し 旅の終わりに 御足(おあし)を
貯めた人もいたとか それは 巡礼さん 
江戸時代は 人々の人情熱く 旅人に
やさしかったようです

千両箱も 小学生と並んで持ちあげました 
ずしんときます 20キロほどあります 
映画やテレビでは 臨場感あふれるように 
本物の2倍の大きさが使われるそうです

千両は 現在のお米の値段で換算すると
8千万円 スゴイ金額です

芝居用の刀を持ってみたり(重い!) 火打石を
叩き(火花を出すのさえ大変) 
こどもに戻り楽しみました

西村匡生さんは 現役ばりばりの俳優さん
さすが説明も真に迫り ウマイ!!! あっという間に
30分が過ぎました

割ばし.jpg
映画村の麺屋さんの箸袋
お箸が 刀のさやに収まっています



| comments(0) | trackbacks(0) | 12:57 | category: デザイン書道 |
# 東映太秦映画村は 筆文字がいっぱい
映画ポスター.jpg 
往年の映画ポスターが並んでいます
タイトルはまさしく デザイン筆文字!

酒樽.jpg
見事な菰樽 お酒のロゴは楽しい!
これは 殆ど現役のお酒

油問屋.jpg
江戸の街並なのに コーンが

書画骨董.jpg
書画 骨董屋さん 縞のカッパも有ります
小道具すべて 時代考証が

旅籠ふじや.jpg
撮影の合間 お茶を楽しむ俳優さんでしょうか


太秦を楽しまなくっちゃあ!の友人のお陰で
「水戸黄門」のコマーシャル撮影に出逢いました

内藤剛志さんと 雛形あきこさんが 背後の観客を
気遣って 微笑んだり 手を振ったり 
お人柄が にじみました!



| comments(0) | trackbacks(0) | 11:17 | category: デザイン書道 |
# ブッダの素顔展 楽しい太秦映画村
映画村正面.jpg
太秦映画村 正面 

友人 3人と待ち合わせ 東映太秦映画村へ
出かけました 

一番の目的は アニメ映画
「手塚治虫の ブッダ ー赤い砂漠よ!美しくー」を
記念した特別展です 4人の著名人画家が 
仏画を描かれました

石坂浩二さん 片岡鶴太郎さん 工藤静香さん 
八代亜紀さんの方々です 様々な表現の分野で 
活躍されている方の作品は 個性あふれ 
迫力あり とても見応えがあります

重厚さ 神秘さ 高貴さ 清涼さ・・

**********************


晩年 手塚治虫さんは10年以上の歳月をかけ 
仏教の開祖 釈迦の生涯(誕生から涅槃まで) 
「ブッダ」を制作されました

それは手塚さんの永遠のテーマ
「命の尊さ」なのです

会場の説明を読み ブッダの聖地まで 
訪ね 学んだ玄奘三蔵を思い
玄奘三蔵の足跡を追って 薬師寺の「大唐西域壁画」を
描かれた平山郁夫さんを思い出し
胸が熱くなりました

このアニメ映画 観てみたい!!! 


 
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:08 | category: 書ヒストリー |
# 筆文字手書き文字ロゴ大全集 刊行されました
筆文字手書き2.jpg
「筆文字手書き文字ロゴ大全集」
発売元  パイ インターナショナル
制作協力 PIE BOOKS


デジタルフォント全盛の時代に、
人の手で書かれた文字は
個性にあふれ、親しみやすく、
ひときわ注目をひく存在となっています。
‥‥本書より‥‥

*******************

ピエ・ブックスさんより
「筆文字手書き文字ロゴ大全集」が 届きました

人の手で書かれた文字はひとつとして同じものは
なく 同じ文字でも多様な表現の仕方で 
受ける印象は様々 「力強い」「やさしい」「品格がある」等々

この書籍の刊行は そんな観点からです
クライアントさんの協力を得 
参加しました

天川村.jpg
奈良県天川村のパッケージ用文字
他数件 掲載されています

| comments(0) | trackbacks(0) | 21:41 | category: デザイン書道 |
# 大手鞠の季節が終わり 印が出来ました
印大手鞠_NEW.jpg
     大手鞠(おおでまり)

大手毬.jpg
2週間ほど前の 大手鞠とカナブン

大きく伸びすぎた枝もカット 来年に向け
すっきりさせました

*********************


先日の篆刻教室では デザイン文字を刻った
大手鞠を 先生にみて頂きました

   デザイン大手毬_NEW_NEW.jpg
    デザイン文字の「大手毬」

これはこれで文字の特徴を生かし面白いと
言って下さったのですが
刻りなおしました
| comments(0) | trackbacks(0) | 18:27 | category: 篆刻 |
# 論語を刻る 「徳は孤ならず 必ず鄰有り」
徳不孤.jpg
「徳不孤」 徳は孤ならず

必有隣.jpg
「必有鄰」 必ず鄰(=隣=となり)あり


親子で読む『はじめての論語』
監修 佐久 協   成美堂出版 の解説

「よいと思ったことは自信を持ってやりなさい。
よい行いを続けていれば、ひとりぼっちになることはない。
必ずいい仲間ができるよ。」


************************

日本タイポグラフィ協会の会報 『 typographics ti:』
誌が 年明け早々に届きました

企業フォントベンダーとデザイナーのコラボで
「現代感覚と漢文」という特集が 組まれました

政治や経済が不安定になるほど 数千年前から
伝わる言葉が力を放つ・・というのです
東日本大震災の前の企画ながら すばらしい!


何気なく開いた特集の 最初に出てきた
「徳不孤必有隣」が 目に飛び込んできます
孔子の「論語」です

フォントは表札によく使用されている
「耕賢現代書体」が使われています

このベンダーさんは「あす香細楷書体」で
お世話になった株式会社日本ソフトウェアサービスさん
嬉しいことに「あす香細楷書体」も 会報に
しっかり載せて下さっています
実は「あす香細楷書体」は私の作品なのです


耕賢書体も面白いのですが その
言葉に惹かれ 刻りました
最近真面目に篆刻を勉強していないので
篆刻作品は 目を覆いたくなりますが

素敵な言葉です

| comments(0) | trackbacks(0) | 22:27 | category: 篆刻 |
# クレイダーマン コンサート パンフの文字もステキ!
パンフレット.jpg
コンサートパンフレットより

ドイツ滞在中にテレビで日本の震災を知りました。
画面に映し出された光景は現実とは思えず、ただ愕然としました。
この堪え難い試練にも、勇気と誇りを持って立ち向かっておられる皆様のお姿には、
私だけでなく世界中の人々が共感し、感銘を受けています。
以下省略

*************************



NHK大阪ホール リチャード・クレイダーマンの
ピアノコンサートへ出かけました

ピアノの貴公子というふれこみで30年前 
日本初登場 化粧品会社か製薬会社のCMで
聴いたピアノが 記憶相違でなければ
あの名曲「渚のアデリーヌ」

車で繰り返し流すピアノ曲 やさしく 
穏やかな旋律に癒されていました

そして時を経て聴くコンサート
50代後半の彼の演奏がどんなになってるのか
楽しみでもありました

世界中で演奏しながら 各国のミュージシャンと
コラボしながら 多様な演奏に大変身
貴公子クレイダーマンは パワフル!でした

壇上のディスプレイに 映し出される
彼の演奏中の手 鍛えられた美しい手です

薄暗くて分かり辛いのですが 演奏中の
サテンジャケットの二の腕当りは 
パンパンに張って見えます

やっぱり 指や 腕を使う方の筋肉は
とても鍛えられているんだと思いました

この上のパンフレットの文字
そんな腕や指を使って書かれた リズミカルで
流れるようなタッチ! しかも力強いです 

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:32 | category: 書ヒストリー |
# 庭も衣替 半年も咲き続けたパンジー
衣替_NEW.jpg
衣替

季節の入れ替わりとともに 気温の変化に応じ 
花々も 豹変します

この真夏のような日中の 気温に 芍薬は
あっという間に終り パンジーもだれ気味です
夏の花を植えないと 成長のチャンスを
逃します


黄色パンジー.jpg
黄色のパンジー 本当によく咲き続けたものです

3種パンジー_0001.jpg
抜いた花を 部屋中に飾って楽しんでます

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:58 | category: デザイン書道 ガーディニング |
# 柑橘類の花の香りは ほのか
橘_NEW.jpg
「橘」 食用柑橘類の総称

すだち_0001.jpg
すだちの花

すだち.jpg
ゆずの花

すだちもゆずも同時期に 同じような花を
つけます 香もやさしく 気品がいっぱい
撮影しても 区別がつきません

心もち ゆずの花は丸みがあるようですが
それも個体差といわれればそれまで

こんなに魅力的な花で 果実ですのに
頂けないのは このひどい トゲ

ゆずのとげ_0002.jpg
ゆずのトゲ  すだちは少し短め

本来 動物から個体を守るためのものらしいのですが 
それにしても 凶器のようなトゲです
長いのは7〜8㎝もあります

いつもトゲを切ってしまうため ゆずは未だ実を
つけたことがありません でも今年の花は
いつもより多そうです 実りの秋が楽しみです

そういえば以前 兄嫁から
桃栗3年柿8年 ゆずの大馬鹿18年
と 聞きました

ゆずは実るまで18年もかかるそうです
確かにご近所でも それくらいかかっています
壷井栄さんの 詩碑にそんなのがありましたっけ




| comments(0) | trackbacks(0) | 15:04 | category: デザイン書道 ガーディニング |
# 詩人 山之口 貘さんをご存知ですか
がじまるの木.jpg
山之口貘 さんのやさしい詩 「がじまるの木」
筆具  プラチナ万年筆 セルロイドグリーン

*************************

5月11日(日) 読売新聞「本よみうり堂」で
「山之口貘詩文集」が紹介されました

『生きていることはどういうことだろう。眼前に生まれる
無二の瞬間の連続が生の時間をかたちづくる。生きることを
詩にして味わい、さらに生きては書いた詩人、山之口貘
(1903〜1963)』

紹介文には「座蒲団」の詩がありました 貘さんの作品は
とても ふしぎな 飄々とした詩です まるで異次元の
世界にいるようです

*********************

自己紹介(部分)

僕ですか?
これはまことに自惚れているようですが
貧乏なのであります


喪のある景色(部分)

うしろを振りむくと
親である
親のうしろが親である
その親のそのまたうしろがまた・・・



何年前かミステリーツアー(行き先おまかせ)に参加し 
宮古島までの 機内誌で 貘さんの詩と出逢いました
貧乏を絵に書いたような生活なのに のんびり癒し系
心がほっこりする作品です

その機内誌を頂きました その詩を筆で描いてみたいと
思うのですが 文字が多くて まとまりません
でも 詩は グッときます
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:06 | category: デザイン書道 |
熊野井乃ホームページ
熊野井乃ホームページ
Archives
Profile
Comments
Mobile
qrcode
Search this site
Sponsored Links