デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# F1ニチニチソウ 雨ニモマケズは 元気がない
vinca_NEW.jpg
       Vinca


元気がない日々草.jpg
長雨の前まで とっても元気でたくさんの花を
咲かせていたのですが しょんぼりしています
中には もうダメというのもあります

白はな.jpg
しかし2〜3年前のことを思うと 確かによい苗
特に白色は 比較的元気です



それから こぼれ種は 雨で気温低く成長が
遅いようですが
植木鉢苗.jpg
うまくいきました

寄宿苗.jpg
ペチュニアの鉢にも 寄宿 ちゃんと育ってます

菓子箱苗_0001.jpg
軽率でした 底が浅く 根が成長できていません
我が家も こんな子育てをしたのではと反省

植えた苗.jpg
とうとう地面に 移しました 
他にも 次々と こぼれ種が でてきました
それは そのままその場で 大きくなってほしいと
思っています

成長を 祈るばかりです!


| comments(0) | trackbacks(0) | 11:58 | category: デザイン書道 ガーディニング |
# 表装展をたずねました
会場.jpg
会場は 掛け軸 屏風 額装 折帖が

あさひ舎展
6月26日(日)最終日15時半まで
於 生駒市芸術会館 美楽来(みらく)



掛け軸_0001.jpg
T先生の 和モダンな作品
「かえる」の水墨画も描かれました

T先生はこの会派ではありませんが
数点 特別出品 されました

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随分昔の話になりますが 表装を習っていました
文字を描いていますと 作品を 自分らしく
軸や額にするのが 夢となります

近くの銀行ロビーで 開催の表装展で
素晴らしくモダンな作品に出逢ったのです
主宰のT先生は 幸運にも近くにお住まいでした

道具も揃え 和紙の裏打ちから表具まで
懇切丁寧に 教えて頂いたのです

何幅か 掛け軸も完成しました
当時は 娘も同居 仕事も忙しく
結構いい加減な生徒でした

そのうち 介護が始まりました
明石海峡大橋が 開通したこともあり 
毎週末四国まで車で通い 日々の生活が 
張り詰め 精神的にゆとりが持てず 
全て習い事を やめてしまったのです

でも教わって よく解りました 
表具は プロにやって頂くものだということです 

軸装は 匠の技です 広い作業場での
細かい行程があり 時間をかけ 
やっと1幅が完成します 

先生は300幅以上の軸装をこなされ
プロ中のプロ 人生の師としても素敵な方です

「断捨離」 流行のキーワードですが 合理的な
理念の基 当時から先生のお宅は
見事な 「断捨離」でした 

お伺いすると今でも すてきな 軸や額が
拝見できます
 

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:02 | category: 書ヒストリー |
# 本日夏至 梅雨半ば 暑いっ!!! 
生一丁_NEW.jpg
「生一丁」  試作品 

コマーシャルカリグラフィの仕事を 始めた頃 
こんなネーミングの 缶ビールがありました 
勢いがあってグイッと 飲みたくなるような
魅力的な文字でした

遅々として進まないのですが 「断捨離」を
しています するとこんな試作品が
出てきたのです

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大雨に長雨 うんざりするような梅雨模様です
昨日今日と 久し振りに太陽の顔が見え 
ほっとしますが 蒸し暑い!

それに今日は夏至 北半球では 一番日が長い日
冷たいものばかりに 向ってしまいます

小玉水瓜.jpg
小玉水瓜 一番なりでしょうか
シャキッ! アマイ!
皮の際まで 見事に熟れて 感激! 





| comments(0) | trackbacks(0) | 15:29 | category: デザイン書道 |
# 初めて制作のフォントが 使われていました
TA−奈良.jpg
リーフレット 部分
2011年度 立命館大阪プロムナードセミナー
会場 立命館大阪キャンパス

大坂・京の文彩 の文字は
「TA−奈良」 FONT1000制作参加のフォント文字



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オーキャットの4階
「大阪難波市民学習センター」を訪ねました
入口通路 左右に 講座や催しのリーフレットが
ずらり並びます

特にという訳でもなく ふと目にとまったチラシ
それが「大坂・京の文彩」でした
こんな風に 使われているのを目にするのは初めて

身内に会えたような気分です
不思議ですが 自分の制作した文字は
本能的に ピンときます

この「TA-奈良」は 肩の力を抜き 始筆終筆に
止めを作らないスタイル ネーミングは
奈良(発=初)という意味も込めました
初めての制作で マスの中の収め具合が
判らず 悩んだものです 

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フォントが作りたく 日本タイポグラフィ協会に
入会すると まもなく 
FONT1000が企画発案されました

通常使われる文字の多くは 経験上
1000文字ほどという訳です

名前や 地名等も 考慮され実際は
常用漢字程度+平仮名カタカナ+アルファベット等々
揃ったのが『TA−』です

私からすれば フォントの神様のような
現在 季刊誌「そう=春夏秋冬叢書」の編集長
でもある味岡伸太郎さんの 提唱によるものです

そして 今なお一般の方 学生さんも集い
FONT1000は ますます進化(プログラムが)
しています 正直ついていけない世界です

関連ブログ
kumanoseinai.jugem.jp/?day=20100926
kumanoseinai.jugem.jp/?day=20100929



| comments(0) | trackbacks(0) | 15:58 | category: デザイン書道 |
# 雨が好きな紫陽花も 大雨で辛そう
   紫陽花文字_NEW.jpg
  「紫陽花」

ミセスクミコ.jpg
「ミセスクミコ」
今年は 白い縁取り部分が 目立ちます

手に入れた時は 艶やかで ドキドキしたものです
この土地は 植えたままですと 殆どの紫陽花が
沈んだ赤茶けた 紫色に変わります

肥料は 油かすだったり 窒素リン酸カリ
混合だったり 深く考えずに施します

酸性の土壌では 紫の花色で
アルカリ土壌は ピンクと聞きましたが
そう うまくいきません

試行錯誤の末 最近 石灰を入れると
きれいなピンク色になることに 気付きました

それは紫陽花のみならず 他の花も同じで
鮮やかな 花色になるような気がします

ガクアジサイ.jpg
「ガクアジサイ」
一度挿し木をし直しましたが 頂いてから
30年くらいになります 楚々とした佇まいが
好きです

紫陽花は 全く虫がつかず スゴイなあと
思ってました つい先日 葉に毒性があると
聞き納得しました 


| comments(0) | trackbacks(0) | 16:20 | category: デザイン書道 ガーディニング |
# 鹿苑で生まれた「こじか」の 一般公開
こじか_NEW.jpg
「こじか」

奈良公園の人気者 鹿は 今ベービーブーム
赤ちゃん鹿の公開は今年がはじめて
あどけなく かわいくて 本当に 癒されます

病気の鹿の世話などをしている「奈良の鹿愛護会」が
傷ついた鹿などが 暮らす 鹿苑(ろくえん)で

生まれたばかりの 赤ちゃん鹿と母鹿を
今月から 7月10日まで 午後1:00~2:00までの
1時間だけ公開しています

鹿赤ちゃん.jpg
かわいいなー あどけないー

鹿ねんね.jpg
生まれたばかりで 疲れるのでしょうか
寄り添って しゃがみ込んでいます

鹿苑.jpg
上から覗き込むのですが 鹿苑では たくさんの
鹿が保護されています 7月まで次々と
生まれる予定です



春日大社の深い森を歩くと 足下には緑が殆ど
ありません あったとしても それは馬酔木
鹿は毒性のある 馬酔木は食べないのです

きれいに刈り込まれた(食べられた) 公園の緑の芝生 
樹木は足下が ディアーライン(鹿摂食線)で 
地面から2m位 枝葉がなくすっきり
この美しい景観は 鹿が作ったものなのです

奈良時代 鹿島神宮(茨城)や 香取神宮(千葉)から
奈良の三笠山に白い鹿で 神様が来られ 以来 
シカは神様のお使いとして大切にされています
 




| comments(0) | trackbacks(0) | 12:23 | category: デザイン書道 |
# 奈良一閑張と書画展へ
奈良きらめき工房 上田先生からご案内頂きました 
以前 一閑張りの一日講習でお世話になりました


6月16日(木)〜26日(日)
吉野・三茶屋会場 (鷙 0746-39-9149)
奈良県吉野郡吉野町三茶屋


入口.jpg
メイン会場は 国際奈良学セミナーハウス(旧世尊院)
入口には 巨大招き猫の一閑張が


旧世尊院.jpg
中に入ると旧世尊院がそのままに
桃山初期に 興福寺の子院として建てられた客殿
現在 奈良県が改修 保存 展示やセミナーの場
として 使われています なかなかの雰囲気です

床の間作品.jpg
おしゃれで渋い 一閑張り お部屋もステキです

展示物.jpg
大勢の生徒さんの作品です

一閑張りは勿論 大人から子供さんの書画教室まで
先生のご指導は 落語調でとっても楽しく
魅力的です 大勢の生徒さんをご指導され
会場は 熱気に包まれていました

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:29 | category: 書ヒストリー |
# 山之口 貘さんの「喪のある景色」を思い出しました

あんしんしてね.jpg

 

「あんしんしてね」

 

5〜6年前のグループ展のために用意
していたのですが・・・
********************
1年ほど闘病中だったいとこを ついに見送りました 
両親より早く逝ってしまうなんて
本当に心残りだったかも知れません
老いた叔父叔母の気持を思うと 涙が止まりません 
その辛さから逃れるように
叔母はすでに虚ろで 
それがせめてもの救いでした
しかし子や孫もいて 
弟たちやその家族も大勢で元気 
小さな子も沢山います
それを見ると「あんしんしてね」と
********************
沖縄の詩人 山之口 貘さんの
「喪のある景色」を思い出しました
うしろを振りむくと
親である
親のうしろがその親である
その親のそのまたうしろがまたその親の親であるというように
親の親の親ばっかりが
むかしの奥へとつづいている
まえを見ると
まえは子である
子のまえはその子である
その子のそのまたまえはそのまた子の子であるというように
子の子の子の子の子ばっかりが
空の彼方へ消えいるように
未来の涯へとつづいている
こんな景色のなかに
神のバトンが落ちている
血に染まった地球が落ちている
*********************
血に染まった地球?
どんな解釈をすればよいのでしょうか
私的には
太古の時代から 神のバトンで
命がすべて 繋がっていると
思っていたい!
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:11 | category: デザイン書道 |
# あの大震災から3ヶ月が経ちました
あの未曾有の大震災から 早くも3月たちました
今だ辛く 悲しい報道には 胸が痛みます
しかし 悲しんでばかりはいられません

**********************

先日仙台の会員のOさんから お電話を頂きました
仮設住宅の表札書きの ボランティアにいかれると
いうのです 偉い!

木の手配は出来ているそうなのです
そこで 木に直接書くのは どんな墨がよいのか
という問い合わせでした
玄宗.jpg
墨運堂 「玄宗」 合成糊剤

古梅園.jpg
古梅園 「玄」 天然膠

水性ペンキ.jpg
水性ペンキ すぐに乾きます
書き慣れると 面白い 表札になりそう!
あいにく手持ちの色は グレー


予定が詰まり 時間がなく 取り急ぎ
あり合わせの 木を寄せ集め 
といっても 参考にならないくらい小さな木です
しかも よく乾燥し 書きやすくなっています

5種類ほど 手書きし デジカメで撮って
メールで送りました

Oさん調達の 切り立ての材木は 水分の
含みが多いでしょう まして梅雨時
Oさんは喜んで下さったのですが
きっと現場では 七転八倒だったに違いありません

結果的には 墨運堂さんの「木書液」を
おすすめしたのですが 
その後のことは まだお聞きしていません

大規模な 仮設住宅の表札書きは
応援に行きますと 言ったのですが




| comments(0) | trackbacks(0) | 23:38 | category: デザイン書道 |
# 水無月というけれど 梅雨最中です
水無月_NEW.jpg
「水無月」旧暦6月の異称


6月の梅雨最中なのに 水無月=みなづき とは?
昔はそう思っていました

「水の月」で 田に水を注ぎ入れる月だそうです
新暦でいうと7月 

語源的には諸説ありますが
暑熱激しく 水泉が滴り尽きるので 水無月
と思いたいです

アマリリス.jpg
アマリリス 梅雨時の花です

はじめは 宅配屋さんに分けて頂いた 丈の
短い室内用でした 室内での管理は難しく
地植えしたり 鉢植えにしたり よく場所を
移動しますが 肥料を入れるといつまでも
元気に咲いています」




| comments(0) | trackbacks(0) | 15:08 | category: 篆刻 |
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