デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 来年の願い「平安」
平安.jpg
「平安」

12月のデザイン書道講座では 来年の願いや
年頭の決意を 課題にしました 用意した
サンプルですが そう願っています

********************

今年は 歴史上でも稀有な 大災害の年でした
3.11の 東北大震災 震災による原発事故
奈良和歌山での 台風被害 それ以外にも
各地で 大きな地震や 風水害が
多発しました

長い地球の歴史の中で 地殻変動盛んな時期に
突入したのだという 識者の報道もありました
多種の情報を入手し 勇気と智恵で 未来に
「希望の光」を 見いだしたい・・・


現実に 被災地は大勢の方が 今だ
先の見えぬ生活に 辛い日々を送られています

「絆」の大切さを 日本中が 
再確認した年でもあります

来年こそ 心おだやか
「平安」を 祈りたいです

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:08 | category: デザイン書道 |
# 長年の宿題「則天去私」
則天去私.jpg
入れ替え可能な額なので この中から 何点か
選ぼうと思います

*************************


小学校の同級生から 夏目漱石の「則天去私」を
頼まれていました 10年以上前だったかも知れません

何度かチャレンジしましたが
納得がいかないまま 忘れていました

この秋 奈良南部 和歌山一帯での 台風被害があり
「大丈夫?」と連絡を受け 俄然その時の
記憶がよみがえります
 
当地は奈良北部で 京都大阪の接点のような地域
何事もなかったことを伝えたのですが
宿題が 重くのしかかってきました


年内に 仕上げようと思いながらも 
日常の雑事に 追われます

覚悟を決め あらかじめ用意した用紙に
想い描いた文字をかきました 

構想○○年 大袈裟ですが
やっと出来上がりました

手持ちの額に入れ 年内着で 送りました
これで お正月が迎えられそうです



| comments(0) | trackbacks(0) | 16:00 | category: デザイン書道 |
# クリスマスの日のデザイン書道講座
じゅん屋_NEW.jpg
「じゅん屋」
Writer「じゅん屋」さんの屋号 こんな感じは?


日常がちょっとだけ魚の方に偏ってしまった
ヒトタチの作品展 「サカナヘンノヒトタチ展」
kumanoseinai.jugem.jp/?day=20111205

そこで出逢った 熱き「じゅん屋」さんのお話です
ちょっとだけでなく ほぼ毎日 
釣りが人生な方のようです

その日は搬入日 会場はかなり込み合っていました
取り付け終った 魚の写真の中に 越前クラゲの
ようなものが写っていました

「中華料理のクラゲって これなんですか?」
尋ねると 「こんなもん 喰えないでしょう」
との返事 

とても感性豊かで 感動的に話の幅を広げるのが
巧い!方だと思ったら ライターさんでした 

じゅん屋さんのブログです↓
grappler.naturum.ne.jp/e1338063.html

光栄にも 出逢いをドラマチックに載せて頂き
嬉しいような 面映いような・・・でした


その後の じゅん屋さんのブログで 
「書」への熱い想いが 再三垣間見え 
だんだん 放っておけなくなりました



奈良でのデザイン書道講座開講を 知った方が
関東から 1日だけ来られた矢先でしたので 
じゅん屋さんも「どうぞ」ということになりました

暮れの多忙時 都合ついたのが25日
午前中2時間でした

喋る 喋る メモる メモる
ライターさんだけあって メモも早い!
説明すること  目からうろこと ひとつひとつ
感動してもらえるなんて 感激 

よい受講生でした!
教えがいがありました!
書家をめざしてください!!!

彼は結構大きなお子さんが3人
まだ30代後半 未来は広がっています

この日のじゅん屋さんのブログ↓
grappler.naturum.ne.jp/e1347770.html

2時間のつもりが コーヒーブレークもなしに
午後2時近くに なっていました


その後 篆刻の会へ 梅田まで 急ぎました 









| comments(0) | trackbacks(0) | 22:34 | category: デザイン書道 |
# ひとりぼっちのメリークリスマス

Santa

一寸した 治療で家族が家を空けました
深刻なものではないので たまのひとりも 
いいもんだ!と思っていました

普段お互いが 空気や水のような存在でも 
ひとりになると その孤独感を
ひしひしと感じます 

娘たちが次々に電話をしてきて
ひとりぼっちの感想を求めます

「12月24日 今日はメリークリスマス!」
車に乗ると ナビが声をかけてくれます
これって ちょっと空しいかなあ
木のサンタ.jpg
クリーニング屋さんで見た かわいいサンタさん
作れそうだなーと思い 近所の方に 
木切れをいただき 作りました!
キンモクセイの枝です
硬くて のこぎり作業が大変!

木切れをいただいた方へ 届けると
うれしーい!と

枝.jpg
すると また 木切れをいただきました 


夕方 家の前を歩く 近所の2歳の女の子に
手渡すと うれしそうに しっかり握りしめました

最近 饒舌になったその子は
「らいねん ちゅくるね!」と 応えます

来年って 解っているのかなあ?



| comments(0) | trackbacks(0) | 23:57 | category: デザイン書道 |
# たつどしの年賀状カタログ

年賀状カタログ

近くの印刷屋さんの 年賀状カタログに
数年前から 文字をつかって頂いています
毎年趣向を凝らし 楽しいカタログを用意されます

家族の年賀状は この中から選ぶこともありますが
「文字専門」の我が身 やはりオリジナルでないとと
出尽くしたネタを うらめしく思いながら
悶々とする日々 

元日に配達されるには 25日迄に投函と
いわれているにも かかわらず
まだ印刷が出来ません

名簿の整理も ちょっといい加減
押迫る年の瀬を ひしひし感じながら
過ごす毎日です



| comments(0) | trackbacks(0) | 11:58 | category: デザイン書道 |
# ブログから クリスマスコンサート
Xmas_NEW.jpg
[Xmas Concert]

モーツアルト管弦楽団.jpg
モーツアルト室内管弦楽団

今年もまた 市民ホールで
指揮者 門 良一さん率いる モーツアルト室内管弦楽団
による クリスマスコンサートが 実現
「生駒の奇跡」が つづきました

1970年 氏により設立 40年間常に
30数名がメンバーの 本格的室内オーケストラ
モーツアルト作品をほぼすべて演奏され
古典と とことん向きあって来られました

******************


暑い夏が終わった頃 
お世話になっている 歯医者さんから
「今年もコンサートをしますから きてください」と
連絡がありました

昨年12月は
kumanoseinai.jugem.jp/?day=20101221
ブログで紹介した 最後の
クリスマスコンサートでした

とどまることのない アンコールに 8回で
終らすのは勿体ない! 会場にいた 誰もが
そんな思いのうちに 終了したのです

*******************


昨年の このブログをプリントし
歯科医の先生に 届けると
大変喜んでくださいました

その後 いろいろ働きかけられ
今年度はもとより これからも 
モーツアルト室内管弦楽団による 演奏会が
継続されそうなのです

じつは こちらの歯医者さんは
クラシック音楽が お好きで 以前より
クラシックを楽しむ活動を なさっていました

それが発端で このコンサートは 今年で9回目
また最近は「生駒歌声サロン」を 立ち上げ
大勢の方が参加 そのお世話もなさっています

ですから今年のコンサートは 切符が
早々売り切れ 超満員

そして何よりも 音響効果を高める
壁材が 設置され 今迄に増して あたたかい演奏が
伝わりました

そして 指揮者 門 良一さんは
「来年も お会いしましょう!」と
爽やかに 手を振って 退場されました



| comments(0) | trackbacks(0) | 11:52 | category: デザイン書道 |
# ”漢字の可能性を探る”・・漢字文化シンポジウム
会場.jpg
京都大学百周年時計台記念館ホールでのシンポジウム


21世紀は 機械文字の時代といわれ久しい
長いこと文字を描き フォントを制作し 篆刻を習ううち
これから文字は 漢字はどうなっていくのだろうか
気になるところです

この素晴らしい民族遺産を絶やしてはいけない!
そんな想いがあります

日本人は 複雑な漢字と お箸と 豊かな四季で
類まれな文化や 民族性を形成したのではないか・・
そんな想いもあります


”漢字の可能性を探る” 偶々広げた新聞で見て
訪ねました

かって東アジアは 「漢字」を共通の文字とし
互いに交流し 夫々の地域で豊かな文化を
発展させました

漢字は 東アジア古来の思想 歴史 哲学
政治の基盤となり 西洋からの文明を受け入れ
ともに進展させていったのです

昔ながらの 伝統の文字を使用する台湾
韓国はハングル 本家お膝元の中国は簡体字
かって漢字圏だったベトナムは ベトナム語
表記はローマ字

情報技術の発展で 再び「漢字」を中心とした 
文化的交流が 生まれようとしています

パソコンや携帯の普及で フォントとして
取り込み 書けなくても 複雑な漢字を
使いこなすことが可能となったのです

東アジアを代表する 研究者たちが集い
東アジアの発展に向けた「漢字」の可能性を
探る そんなシンポジウムでした

今年の漢字.jpg
「今年の漢字 絆」とともに
会場入口には 歴代の漢字が 軸装され
展示されました

このシンポジウムは 
主催 京都大学
共催 東アジア研究型大学協会
   日本漢字能力検定協会


| comments(0) | trackbacks(0) | 00:05 | category: 書ヒストリー |
# ビギナー用の筆の名前
井乃筆.jpg
「井乃筆」


「お手持ちの筆を 持ってきてください」と
デサイン書道講座を始めると その筆は 
さまざまでした

はじめは半紙での練習 そこに何文字か
入れると 筆の太過ぎ 細過ぎあり
なかなかぴったりとはいきません

希望の方に 筆屋さんの筆を紹介しました
それは短鋒で 画筆でもあります

楷書 隷書 のような正確な文字から
細かい文字まで オールマイティに
こなせ 筆の腰が巧く使えなくてもOK

注文すると 思ったより 小さめが 届きました
これでは筆先の 墨含みが足りない! 
太い文字も無理なので 交換して頂く
ことになりました

あかしや筆さんに伺うと 社長さんはじめ
ベテランの筆司さんが 細かい注文を
聴いてくださいまして ピッタリの筆が
みつかりました
 
名前がなかった この筆に
「井乃筆」と 命名してくださったのです
そして それが届きました
ありがとうございます!

ちょっと面はゆいですが うれしいです
この筆が 卒業できると 次のステージが
広がるような気がします



| comments(0) | trackbacks(0) | 21:14 | category: デザイン書道 |
# 天満天神繁昌亭の忠臣蔵特集ウィーク
忠臣蔵_NEW.jpg
「忠臣蔵」

仮名手本忠臣蔵 浄瑠璃や歌舞伎でお馴染み
この時期 結構 話題の中心
近年これを知らない若者も多いそうです
また新たな解釈あり 忠臣蔵 おもしろい!

繁昌亭_NEW.jpg
天井にずらり並んだ 提灯 壮観です

繁昌亭でも「忠臣蔵特集ウィーク」
笑福亭遊喬さんご出演という事で
友人と繁昌亭に向いました

この日は特集の初日 師走の昼間にも拘らず
会場は満員 大盛況です

午後1時開演 寒い中 それも昼食後
会場で 一気に暖まると 楽しい演目でも
一瞬 目が空ろになったりします

それを落語の頭で 面白おかしく
ネタにされます 巧い!

一生懸命演じられるお若い方 それ
伝わります 真剣さも 肩の力の抜けたのも
いいなあと 思います

お若かった落語家さんが いつの間にか
ベテランになられ 会場を沸かされるのは
嬉しいです

落款がないのは残念ですが
舞台正面の額『楽』は 桂米朝さんの文字
本当に力の抜けた あたたかい包まれるような
文字です

何の世界でも 表現には共通するところが
あると 思わずにいられません



| comments(0) | trackbacks(0) | 17:13 | category: デザイン書道 |
# 12月の文字「水仙」
12月 水仙.jpg
「水仙」
芦屋「永来権」12月の文字

冬から早春にかけて咲く花で 俳句では冬の季語 
ヒガンバナ科です 楚々とした佇まいと
香が 魅力的

昔は どちらの庭でもよく植わっていました

生花を習っていた頃 水仙の葉組の難しさを
云われたものですが 最近は細長い葉に
針金等をしのばせ 動きのあるスタイルに
仕上げる方もあるようです

| comments(0) | trackbacks(0) | 22:49 | category: デザイン書道 |
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