# タイプデザインコンペティション 2012の作品集
2013.03.30 Saturday
タイプデザインコンペティション 2012の
入賞者の作品集が届きました
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入賞の作品は あかぬけ スマートで
個性的です
1984〜2002年の間 3年ごとに開催された
モリサワ国際タイプフェースコンテストの
新たなバージョンです
この世界に飛び込んだ頃 先輩会員Sさんの
アドバイスもあり 長年筆文字に携わってきた
という立場から タイプフェースに
関心をもっていました
ですが タイプフェースについて
深く学んだことは一度もないのです
それが厚かましくも挑戦
結果より 参加したいという一途な
気持ちでした
言えることは
描きながら文字を組んでいく
カリグラフィーと
制作し その後文字を組んでいく
タイプフェースには
明らかな 相違点があることを
よく解かっていないことです
どんな世界も 分からずにやる
思いっきりや アイディアに
惹かれるところがあります
然しながら やっていくうちに
この世界のことを 知らずして
チャレンジすることが どんなに
無謀かを知ります
年々新しいツールが開発され
それによる 思いがけない効果を生かした
制作もふえています
筆文字であれば
昔はポイントの多い 滲みや
かすれは御法度でした
四角い枠を飛び出す効果や
逆の面白みや 不安
なんやかやが交錯し
タイプフェースつまりフォントを知らずして
チャレンジする無謀さを感じます
文字も続けていると 年々
手書きであれ テクニックを増し
新しいアイディアも生まれます
フォント1書体を 制作するには
膨大なエネルギーが要ります
斬新な書体を 手書きで完成させるには
それ専一に 何年間か没頭する
必要があるような気がします
しかしながらそれが出来る頃になると
体力や気力がなえてきたりし
難しい問題です