デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 暑中見舞 デザイン書道講座
26完成作品.jpg 
涼しそうな作品です

今月は早々と暑中ハガキに取り組みました
本格的な暑さはまだですが 皆さんノリノリ
発想が多種多様で 面白いと思いました

普段サンプルは用意しないのですが
今回は夏らしい色をふんだんに使い
雰囲気を 出した作品を準備

墨の濃淡は 絵の具や顔彩の濃淡と
扱いは よく似ています 
それが生かされた 作品ができ上がり
やったね! でした





| comments(0) | trackbacks(0) | 22:24 | category: デザイン書道 |
# 烏賊スミで書道
25烏賊墨で.jpg
「烏賊」

結構 濃い墨で筆が動きにくい! 
2画目から水を加えました
その加減がわからず 滲みます


25かすれ烏賊.jpg
「烏賊」

早書きではありません スミが足りない! 
スピードをダウンさせ ゆっくり描いても
この掠れは収まらない 毛先もまとまらずバラバラ

25烏賊.jpg
おいしそうな刺身用の烏賊

イカスミを狙って買ったのではなく
あくまで刺身用 なので 
このイカの墨汁袋はほんの少し

料理に使われるくらいですから
たくさん詰まったイカもあるとききます

筆を選びます 墨量が少ないので 細めのハケ
羊毛やイタチは ちょっと勿体ない! 

新鮮な間は匂わないのですが 
乾くとそうはいかないと思いました

・・やっぱりそうでした〜
部屋中がイカスミの匂い

本来の固形墨もコラーゲンが材料で 匂い消しの
香料がたくさん使われます





| comments(0) | trackbacks(0) | 11:25 | category: デザイン書道 |
# 菊司酒造さんの扁額
20大転心居.jpg
右から「転心居」=てんしんきょ
元東大寺管長 故清水公照さん揮毫の扁額

意味は酒造をする上での仏教用語らしいのですが


20転心居.jpg
ずいぶん昔の揮毫で 文字が消えかかっています

実は公照さんファン 
姫路市ご出身で 彼の地には
東大寺幼稚園の子供たちと 一緒につくられた
楽しげな陶芸作品も展示してあり 見に行きました
 
扁額を見上げ 一目で公照さんではないかと思いましたが
残念なことに 読めない 
意味もよく分からないのです
ですが 思いがけない出会いに興奮

20菊司酒造.jpg
菊司酒造さんは創業300年以上の老舗
工場を 奈良の都祁村に移されましたが
事務所と販売店は昔のまま

こちらで仕込まれた 香り豊かな奈良漬けも
お店で 販売中です

大阪から続く古道 くらがり街道の近くにあり
往事のにぎわいが偲ばれます




| comments(0) | trackbacks(0) | 23:20 | category: デザイン書道 |
# 感慨深い レトロな封筒
13FB文字.jpg
筆具パイロットカスタム 極太
印刷された文字を 大きく書いてみました



↓下の封筒の活版文字が 愛おしい
昭和初期の 活版印刷で 極太の明朝体と
丸ゴシックかと思ったら
隷書風の丸ゴシック レトロ感丸出しです

徳 県 造 は旧字体の明朝です
和 年 日 電 町 番 は隷書の丸ゴシック!

13 古文書.jpg
昭和初期に印刷されたらしい 茶封筒
糊しろには しっかりと糊が残っています

戦前まで 義祖父は酒造業でした

ゴールデンウィークに 
義母の生家を訪ねての帰り
15年前まで義母が過ごした家を訪ねました

そこから証券箱なるものを 持ち帰りました
あまりのかび臭さで 物置の前に放ったらかし
13証券箱.jpg
気がつくと 持ち帰った夫が 中身をほとんど
破り捨てた後でした

わずかに残った文書には 墨書された文字が見えます
封筒は 紙がしっかりしています 

シンプルな住所に シンプルな電話番号
そして この木箱も優しい手触り

おじいちゃんが記念にとっておいたのかも知れません





| comments(0) | trackbacks(0) | 12:31 | category: デザイン書道 |
# ボストン美術館展 曾我蕭白に衝撃
8ボストン美術館.jpg
6月16日まで
於 大阪市立美術館

少し困ったようなユーモラスな目 ダイナミックなタッチ
縦1.65m 横13.5mに及ぶ大作 曾我蕭白34歳の作品
雲龍図の一部です

襖からはぎ取られ ボストンで保管されたいたものが
修復され 今回日本初お目見え


曾我蕭白といえば 奇想天外な画風
墨や筆の扱いは素晴らしく 巧い!
ですが見つめるには 気持ち悪さや 恐さを
感じていました

今回 日本初お目見えの作品も多く
蕭白の人柄が 大いに感じられる作品に出逢うことができ
大ファンになってしまいそうです
今風に言えば 劇画?

そしてとってもたくみな筆さばき!

鬼による首での綱引き
「朝比奈首曳図屏風」なんてユーモラスで 笑いがこみ上げます

力を入れた鬼の足が 猫の威嚇の毛の逆立ちのように
波打っているのが面白くて 何度も見に戻りました

中国の故事・漢詩をよく読みこなし
そのイメージを描く様は まるで当時の絵本作家では
ないかと思えました

若冲が本物を見て 膨らせ描いたのなら 
蕭白は物語のイメージを膨らませ
水墨で表現したのではないかと思いました。

8鷹図.jpg
鷹図

年代が少し若いときの作品でしょうか 写実的です


蕭白に 衝撃です





| comments(0) | trackbacks(0) | 17:13 | category: アート |
# 福島の 片岡鶴太郎美術庭園へ
6片岡鶴太郎.jpg
左手で描かれた 鶴太郎さんの文字がチケットに
年中無休の美術館です


6松鶴庵.jpg
雰囲気のある和風の「松鶴苑」
他所から移築され 建て替え
この奥に 片岡鶴太郎ワールドが広がっています


6庭園.jpg
新緑が美しい庭園


6 廊下.jpg
回廊には初夏の涼しい風が流れます


1995年に初めての絵画展「とんぼのように」を
開催されて以来 数々の作品を発表されつづけています

とんぼやカマキリ せみ 
まるで少年のような みずみずしい感性で
描かれたその作品に 感動したのを思いだしました

近年は陶器 漆器 ろうけつ染めと
意欲的にチャレンジされるアーティスト
片岡鶴太郎さん 
素敵な方です




| comments(0) | trackbacks(0) | 22:25 | category: アート |
# 東北六魂祭は文字がいっぱい
5福島民報.jpg
2013.6.2 福島民報 
東北六魂祭 2面にわたる掲載です


5駅1.jpg
福島駅の出札口を出ると いきなり横断幕

東北の六大祭りの競演です 大震災と原発事故からの
復興を願う 東北人の魂が結集した
東北六魂祭 2日目の様子です

5駅2.jpg
駅前広場

5駅3.jpg
横尾忠則ポスター展の前は 撮影の順番待ち

5祭1.jpg
会場へ急ぐ 出演者

5祭3.jpg
大勢でパレードが見えない!
横の長身の方にカメラを渡して撮影してもらいました↑ ↓
5祭2.jpg
でも見えない!

あきらめて移動していると 
5祭4.jpg
竿燈に似ていますが 地元の山車です

5祭5.jpg
ここでほっこり 楽しめました


祭りはどこも力強い江戸文字がいっぱいです
5文字1.jpg
暑いのか 着慣れない法被を脱ぐ少年
チョット まった!

5文字2.jpg
背中を撮影  アリガトウ!
まじかで見る 江戸文字が素敵です

5文字3.jpg
神楽殿 象形文字です

5ライブ.jpg
路上でライブ中の青年もいます

お祭りみたいに 派手にパフォーマンスしたら!
でも福島らしく 折り目正しくて好感が持てます





| comments(0) | trackbacks(0) | 13:06 | category: 書ヒストリー |
# 「文字のチカラ」で復興応援‥そして大勢の人との交流 
4福島復興.jpg
復興応援「文字のチカラSHOプロジェクト」
「デザイン書道家100人展」 会場 
「福島復興」の力強い文字は 主宰の久木田ヒロノブ氏


4新聞記事.jpg
地元の福島民報新聞に 掲載


4揮毫.jpg
作品を購入された方に 久木田氏が 希望の文字を色紙に揮毫
そして「がんばっぺ福島」の筆も送られます

4がンバッペ福島.jpg
奈良の 株式会社あかしや製


デザイン書道のワークショップもあり
訪れた方々が 自由な書き方の文字を楽しまれます


4レセプション.jpg
夜は全国から集まった 書家が交流
古典の書道一筋で来られた方も
こんな楽しい会があるなんてと 大感動!

そして更には 二次会へ・・
日頃出逢うことのなかった方々と
楽しい情報交換の場となりました




| comments(0) | trackbacks(0) | 23:31 | category: デザイン書道 |
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