モリサワ文字文化フォーラム
講師は 文字を使う立場からの方と
実際に制作される方がお二方
まずグラフィックデザイナーの杉崎真之助さんが
文字を使われる立場から
タイポグラフィ(わかり易くいえばフォント)を
文字を組む→ 要素を組む 情報やコミュニケーションを組むと
捉えられてのお話で 楽しくパワフルな内容なのに
文字への 繊細な感覚が伝わります
また書体開発される立場から
字游工房の代表取締役の 鳥海 修さん
「書体づくりの動機 考え方 作り方」を
精華大学の学生さんの作品を前に
楽しく おだやかに 敷居低く解説されます
またご自身の制作行程は フォント1000で手がけた
「TA-奈良」の行程と重なるところがあり 嬉しくなりました
サイラス・ハイスミスさんは名門ロードアイランドスクール出身
「欧文タイポグラフィーの基本」です
印刷物で 文章を段落に組むところから始ったタイポグラフィは
印刷とかけ離れた場面で 気にされるようになり
段落の中で 何がおきているのかが大切
つまり「間」だとおっしゃいます
お子さんが 成長される過程での 愛がいっぱいの
イラストや タイポグラフィを拝見すると
人がおかれた 立場での 生き方が
人の心を打つのだと 思いました
何れも奥の深いお話で
フォントは 究極の美の追求ではないかと
感動の フォーラムでした