デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# Baku exhibition 山之口貘さんの ゆるかわ
28貘さん.jpg
貘さんの 「ゆるかわ」の詩です 
自宅で仕上げ 持っていったのですが・・


Baku exhibition
4/8〜18  於 Atelier箱庭  鷙06-6203-5877

山之口 貘(やまのくち・ばく)
詩人。 1903年〜1963ねん。沖縄に生まれ育ち、
青年期に上京して以後、生涯のほとんどを東京で過ごす。
つねに生きることと詩を書くことが等しい詩作の姿勢を貫いた。
「貘さん」と呼ばれ、いまも多くのファンに愛されている。

************************

貘さんのファンによる展覧会のようです

JTA会員のOさんからご案内いただき
ファンとして ワークショップに
参加したかったのですが すでに満員

仕方なく 案内状に記された詩を
ボコボコの和紙に書いて 持っていきました
が 時間を間違え 日曜日の北浜で待つこと2時間
日曜って コンビニ以外 全てのお店がお休みでした


貘さんの詩との出会いは 10年ほど前の沖縄旅行
たまたま開いた機内誌に 沖縄出身の貘さんの詩が
載っていたのです

いま流に言えば 「ゆるかわいい」
どれも 素直で 新鮮 
パッションフルーツみたいな詩で
「サザエさん」の漫画を開くような気分です

28詩集.jpg
生誕111年を記念した詩集から↑
1点 ご紹介します

ぼくの一家が月田さんのお宅に
御厄介になってまもなくのことなんだ
郵便やさんから叱られてはじめて
自分の表札というものを
門の柱にかかげたのだ
表札は手製のもので
自筆のペン字の書体を拡大し
念入りにそれを浮彫りにしたのだ
ぼくは時に石段の下から
ふり返って見たりして街へ出かけたのだ
ところがある日ぼくは困って
表札を取り外さないではいられなかった
ぼくにしてはいささか
豪華すぎる表札なんで
家主の月田さんがいかにも
山之口貘方みたいに見えたのだ


今なおフアンの心を惹きつけてやまない
山之口貘さん

 
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# 今年度最後のデザイン書道講座は 大筆で思いっきり!
100㎝×200㎝にチャレンジ 想いを 思いっきり!

2〜3年前は探しても手に入らなかった 大きな和紙が
といっても鳥の子ですが 近くで買えるようになりました

大きな筆は 初めての方が多かったのですが 
皆さん堂々として カッコいい!!!

1.難波.jpg 2.難波.jpg 3.難波.jpg4.難波.jpg 1.奈良.jpg 2.奈良.jpg 5.奈良.jpg 6.奈良.jpg 3.奈良.jpg4.奈良.jpg
 
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# 奈良墨の魅力 ワークショップ
22会場.jpg
「奈良墨の魅力」
〜未来につなぐ伝統文化をまもるために〜

主催 奈良製墨組合
後援 奈良県教育委員会 奈良市教育委員会
   NPO法人墨アートプロジェクト

奈良県文化会館で春分の日 朝から参加しました

まず水墨画家の堀江さんが 墨の魅力について講演され
墨アートプロジェクトの方が 小中学校の
美術教育現場での 墨アートについて
話してくださいました

墨による 造形表現が 小学校の教科書に
取り上げられるように なったのです

墨は自由度が高く 世界に誇れる画材として
教育や文化活動 国際交流にも生かされ
オーストラリア 台湾 インドネシアへも
活動の輪を広げられています

22墨もよう.jpg
和紙に落とした1滴の墨から こんな模様が 広がります

要領さえ分かれば 墨のおき方 水の加え方で
表現の幅は無限

22製品.jpg
上級編でしょうね 見事なペーパーバッグや しおり

工夫に工夫を重ねると 素敵な模様で
製品化されるものも できそうです

自称 奈良の墨筆応援団としましては
この墨アートと 自由な表現のデザイン書道が
根っこのところで 繋がっていると 思えてなりません

そんなことを考えていると 
ますます この道 楽しそうです




 
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# 想いでの 手づくり手さげ
15想.jpg


15手作り.jpg
娘たちが幼い頃使った 手づくり手さげ

断捨離をしようと 何度も何度も広げては仕舞い
今回もまた 仕舞ってしまいました

卒園式時分になると
いつのことだか おもいだしてごらん
あんなこと こんなこと
あったでしょう
・・・
桃のお花も きれいにさいて
もうすぐみんなは 一年生

この歌とともに 思い出がひろがります

**********************

子供たちが幼かった頃は
たいていのものは お母さんたちが手づくり

型紙を起こし 服や手さげを手づくり
刺繍やアップリケをしたり
パンやケーキも焼き 凝った料理もつくりました

忙しかったけれども それはそれで
幸せで楽しい時代がありました

15ハイジ.jpg
フェルトのアップリケのハイジ

だっこされる やぎのユキちゃん
二女は 姪に このユキちゃんのぬいぐるみを
プレゼントしていました


 
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# あれから3年
11前へ.jpg
前へ

これ以上の恐怖があるのだろうか
これ以上恐い映画やTVを見たことがあっただろうか
未曾有の大災害から3年経ちました

深い傷から 癒えない被災された方々
原発事故の爪痕が 未だに残る福島にとっては 
本当に辛い3年だったでしょうし これからも
まだイバラの道は 続きそうです

でも震災をバネにし 前へと 力強く
立ち上がった人々も TVや新聞でたくさん
報道されました

この日生まれた 3才を迎える子供たち 
身内の命日と重なり お誕生日を
なかなか祝ってあげられないそうなのです

でもあるママは 
「この子の成長が 被災地の復興」だと

時間の経過とともに 日本中が忘れないよう
前へとすすまねばと 思います


 
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# 街の文字 奈良市三条通りで
8大和cafe.jpg
大和CAFE

JR奈良駅から 三条通りを歩いていると
有馬の御所坊のデザインをされた Wさんのような
おしゃれな ロゴマークが見えてきました

あたらしいCAFEです
入ると 中も素敵 モダン

平城遷都1300年祭以来 奈良の街もずいぶん
新鮮な雰囲気の お店がふえました
特にこの三条通りは 道も広がり
見違えるほどです

8文林堂.jpg
文林堂

笹川文林堂さんは 定休日でしたが
この看板が 威風堂々 かかっています

東大寺の管長さんだった
故 清水公照さん お手なる文字

変わりゆく三条通りですが
いつまでも残していただきたい
奈良の名物文字です


 
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# ぶらり 河東碧梧桐
4柿衛美術館.jpg
碧梧桐 三千里の旅
柿衞文庫 新春特別展 
3月9日まで

昨秋奈良の 杉岡華邨美術館で いただいたちらし
園家文苑氏の 新春のワークショップでも いただき
伊丹市の 柿衞(かきもり)文庫をたずねました

柿衛文庫は 江戸時代 清酒醸造で栄えた伊丹に
俳文学者の 岡田利兵衞(号 柿衞)のコレクションをもって
発足 白い塀がゆかしい街並の モダンな美術館です

河東碧梧桐は 明治39年〜44年の間に2度にわたり
全国俳行脚を「三千里」

その間 六朝書の書体と出会い 新傾向の俳句の
発見を もたらしたのです

俳句もですが この「書体」「書風」の魅力
素朴でありながら モダンで やさしい
心にひびきます

4庭.jpg
文庫の庭に目をやると
碧梧桐展は ここでよかったと思いました

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:46 | category: アート |
# まど・みちおさんの やさしい詩

3-1やぎさん.jpg
やぎさん ゆうびん

しろやぎさんから おてがみついた
くろやぎさんたら よまずにたべた
しかたがないので おてがみかいた
さっきのてがみの ごようじなあに

しろやぎさんと くろやぎさんが
入れ替わりながら この童謡は 延々と
続きます

この童謡を初めて耳にし
すっとぼけた やぎさんたちに  
目尻が 下がったものです

まど・みちおさんが104才で
亡くなられました
ぞうさん ふしぎなポケット
一年生になったら・・・

優しさや あたたかさが ほとばしり出るような 
歌詞でした
100歳を過ぎてもなお 現役で
詩集を 発表されたそうで
最後の作品も 拝見したいものです 

 
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