デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

Copyright(c) Kumano Seinai. All Rights Reserved
<< July 2014 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# 甦った家具
30甦.jpg


お盆に先がけ 徳島までお墓参り
義母が住んでいた家は 昔のままですが
主のいない家は 痛みがひどいです

30タンス.jpg
甦ったタンス

義母の嫁入り道具で ずいぶん昔の家具
取っ手の金具はガタガタとゆれ
引き出しの間は すき間だらけ
底板もはずれて 見るからに壊れそうでした

「この家具はいいけんねえ〜」と
母の知人です
「よろしければ どうぞ〜」

すると その方が 家具屋さんに頼んで
(徳島って 昔から家具の産地でした)
修理され 見事に甦ったのです
本当に ビックリです!
もちろん修理代も 驚くほどでしたが

今その方の新しいお宅で
存在感を増し 大切に使われています
きっと義母も満足でしょう


 
| comments(0) | trackbacks(0) | 18:21 | category: デザイン書道 |
# 雨期の和紙って 大変
25破れ.JPG
破れた和紙

何年かに一度というような書きものがあります
今回は校歌で 仕上がりサイズが5m×2.5m
銘板に彫られ 墨がのせられます

作業の工程上 文字はデータ化されるので 
25%で納品ということになりました

この種の制作は レイアウト次第で
完成度が決まるような気がします

長年賞状を手がけていましたので
その割り付けは 当時の要領で進めます

25レイアウト.jpg
まずは10分の1サイズで細かいレイアウトをします
パソコンだといとも簡単なことが アナログ作業では
1ミリや0.5ミリ動かすにも 鉛筆と消しゴムの世界

罫を引き 文字を入れ 全体のバランスや
文字の詰め具合を検証
ここまでくると50%の仕上がり感があり
一息つきます

その後4分の1サイズで 同じ作業をし
レイアウトの 下敷きを完成させ
和紙をおき 本格的に書いていきます

この段階では 書くのは楽しく
ひとり世界にひたりながらの 制作となります

ところが

梅雨があけましたが
湿度の高い日が続き 墨をすってもすっても
和紙が水分を含み 筆を入れると滲んでしまいます

普段の自由なカリグラフィーと異なり
個性を出さない 文字数多い正確な文字は
滲みすぎると 読み辛くなります
​この湿度は 大いなる問題です

すると家族が2〜3時間かけて墨をすり
濃い墨を用意してくれたのです

滲みはずいぶん減りましたが
ウールの下敷きでなくレイアウトした
模造紙なので 糊みたいに密着

うまく書けたのに〜 
あちこち破れてしまいました
やりなおしです



次は抜かりなく 1行ごとに風を入れ
慎重に進めました

2度目分 3度目分上手くなったかな〜 
って 思うようにしています




 
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:30 | category: 書ヒストリー |
# 本格的な夏を迎えて せみ活動

7-21文字せみ.jpg

蝉って何年かに一度 大量発生すると聞きました
今年ってそうなのでしょうか

21アブラゼミ.jpg
アブラゼミがエゴノキの根で しきりに鳴いています
地表はしっかり水分を含み 木々も勢いがあり
せみには 心地好い環境なのかも知れません

21網戸.jpg
ふと目をやると 北側の窓の網戸にもいました

21羽化したばかり.jpg
3日前
北側のコンクリートの上で 羽化したばかりの
アブラゼミを見かけました
羽がくるっと曲がったままです

羽を少し伸ばそうとしましたが
無理でした 飛べないようです

シマトネリコの下の  アナベルにのせても
すぐに落下

次の日も この羽は丸まったまま
木の枝や 葉の上にのせてやりますが
いつのまにか 土の上でバタバタ


本日午後 花水木の下で
動かなくなっているのを見つけました



 
| comments(0) | trackbacks(0) | 20:56 | category: デザイン書道 |
# 走る博多山笠
13山笠.jpg
山笠

13山笠パンフ.jpg
博多祇園山笠案内書
撮影:高岩太 氏
「土居流 ゴールの瞬間」 より

郷里博多は山笠の最中
先週のことです

13浴衣姿.jpg
立ち寄った中洲のうなぎ屋さんも いなせな浴衣姿の人で
賑わい 活気に満ちていました

7月13日午後3時半 まさに今
博多区呉服町から 中央区天神の福岡市役所まで
祇園のかき山笠が走ります

時を経て祭りの形態は変わっていくようで
近頃の山笠はTVでしか知りません

7月15日午前1時過ぎから 櫛田神社前に
かき山が据えられ 身動きがとれないほどになり
徹夜での神事がはじまります

午前4時59分
櫓の大太鼓の合図に 一番山笠が櫛田入り
「博多祝い唄」の大合唱の後 山は街に飛び出してゆくのです

*********************

博多駅のお土産品店は
力強い筆文字がいっぱい
山笠のエネルギーを感じました

13文字.jpg

13筆文字多し.jpg


 
| comments(0) | trackbacks(0) | 15:23 | category: デザイン書道 |
# 夕陽がきれい!だったのですが
4夕陽.jpg
夕陽

4夕陽写真.jpg
あっという間に生駒山に隠れていきました


車を運転していると 見事な夕陽に
出会しました

月に叢雲(むらくも)ではないですが
まっ赤な太陽に エ霞文(えがすみもん)みたいな
横に走る雲が 太陽にかかり
絵もいわれぬ美しさです

車の流れには 逆らえず
安全なところに止め バッグからカメラを出し
夕陽モードに設定して・・

そうこうするうちにも
太陽は 生駒山に 刻々沈んでいき
写真のような 残念な結果になりました

子供の頃見た シンプルな朱の夕陽ではなく
この真っ赤っかの夕陽は 
空気の濁りと関係あるとも聞きます

それにしても 美しい光景でした

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:14 | category: デザイン書道 |
熊野井乃ホームページ
熊野井乃ホームページ
Archives
Profile
Comments
Mobile
qrcode
Search this site
Sponsored Links