# 日本の書道をユネスコ無形文化遺産に
2015.04.30 Thursday
4月28日の読売の記事から
日本の書道をユネスコ無形文化遺産に
登録しようという 運動が始まったそうです
現代書道を支える公益法人が名を連ね
書道界をあげた 取り組みです
2009年中国書道は 無形文化遺産に登録
以来日本書道においても 登録に向け
中国とは別の魅力を アピールしたいと
書家たちの間で高まっているそうです
デザイン書道は 古典の書道界からは
異質と思われ全く相手にされない時代がありました
デザインの制作予算いかんでは
書道経験のないデザイナーさんが
思い余って筆をとる・・というのはよくあります
デザイナーは筆扱いは上手くなくても
商品に対する思い入れ深く
おもわず拍手したくなるような
表現をされます
筆線や テクニックだけでは
済まされない感性を感じるものです
この協会の始まりは
デザイナーの文字知らず 書家のデザイン知らずと
いわれ お互い切磋琢磨 協力しましょうと
始まったと聞きました
最近デザイン書道教室に 古典の作品制作にあたり
変わった筆使いをしたいと
学ばれる方もあります
古典書道の展覧会に行くと 10年余前くらいから
デザインの影響を大いに受けられたと
感じることが多くなりました
もともと漢字は古代ヤマトの頃
中国から伝わり 漢音 呉音とり交え
万葉仮名に始まり平仮名 カタカナへと
発展しました
書道が世界遺産として登録されることは
大いに喜ばしいことです