デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 故郷が世界遺産に推薦される
世界遺産.jpg
世界遺産

「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を
文化庁はユネスコに 文化遺産として推薦することを決めました

ここは中一まで過ごした故郷
宗像大社の近くが祖父母の出身地で 明治のころ台湾に入植
戦後の引き上げとともに 海に近い勝浦に住んだのです

当時は日本中が生きていくのが精一杯で 古墳があるなんて
誰も思ってはいなかったのではないでしょうか
風光明媚・白砂青松
春になると レンゲや菜の花・麦畑がひろがり
小高いところから眺めるとパッチワークのようでした

小高いところは古墳だったのでしょうか 

そして奇しくもこの1月から受講した
古代ヤマトと万葉集・古事記・日本書紀の講座で
昨日はこの沖ノ島が中心のお話でした

つまり国家としての形を作ろうと
大陸から大いに学ぼうとした時代
日本には文字がなく中国の書物 「宋書」に書かれた記録や
埋葬された文化財から 少しづつ
古代が見えはじめてきました

中国や朝鮮との交流盛んで 渡来人にいろいろ学びます
海の要衝であった 沖ノ島は 航海の無事を
祈る場でもあったのです

特に文字より前に 力の「鉄」が
朝鮮の伽耶から 伝わりそこが重要な
場所だったのではないかと


宗像大社沖津宮=沖ノ島は女人禁制 
大社の方が今でも交代で赴任され
古代からの祭祀の跡が手つかずのまま
これから どんなことが発見されるのでしょう






 
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:06 | category: デザイン書道 |
# 走って 走って420キロ
走.jpg


お盆が近いので 徳島までお墓まいりしました
助手席で 写真を撮るのですが
スピードが出た車からなのです

渋滞情報を確認していたのですが

大阪城を過ぎたあたりから 
神戸まで延々渋滞で 予定を1時間半も超過
明石大橋.jpg
明石海峡大橋 
ここまでくると 車が流れ出します


誰もいない.jpg
明石サービスエリアで休憩後は
鳴戸までは ほとんどこんな状態
緑が綺麗です

鳴戸大橋.jpg
だんだん車が多くなりました


標識.jpg
開通したばかりの徳島道を走り

吉野川上流.jpg
満々と水をたたえた吉野川(別名 四国三郎)
この奥にお寺がありました

お寺にお参りした後は
親類や 知人の家に顔を出し
空き家の実家に 風を通し

店内2.jpg
レトロな喫茶店で 一休み
美味しいコーヒーに癒され
帰路につきました


家を出てから13時間 
夫は420キロを ひとりで無事に走破
チョット 威張っています


 
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:13 | category: デザイン書道 |
# 20年も使われていた式次第
記念誌.jpg
ハードカバーで 完成度の高い
自治会20周年記念誌(平成9年1月発行)



「あなたが書いた式次第が まだ使われてるわ」
知人から電話がありました ↓
式次第.jpg
2015年6月発行 自治会新聞記事より

20年前 自治会の広報を担当し
総会の式次第を 準備したのです
それがなんと 未だに使われているなんて!
(次第内容は 変わってないのでしょうか)


長年住んでいるこの街は 開発され40年
当時日本は 右肩上がりに高度成長を続け
誰もが幸福感を味わうような時代でした

世帯数 1700軒〜 人口も5500人を超え
運動会や夏祭り 公園の草刈り・・
自治会活動・子供会活動も盛んで
地域のモデル地区として脚光を浴びました

前年の会長さんだった 元新聞社にお勤めの方が中心となり
ハードカバーの 見事な20周年記念誌が完成しました
最上の写真の 題字やマークも担当しました
表紙は「廿」からきた20周年のマークです


当時すごいのは 自治会広報新聞
B4サイズ両面が 毎月発行されていたのです
役員は毎年交代するのですが
最初の頃の 広報編集担当者は たった一人

毎月ですから 当然レベルが高くなり
つまりうまくなり
ワクワク感のある 紙面が
広がっていました

最近は その新聞が年に3回となったようで
残念です 



 
| comments(0) | trackbacks(0) | 18:27 | category: 書ヒストリー |
# がんばっているあなたへ 伝えたい言葉展 
日本デザイン書道作家協会主催の 復興支援
「がんばっているあなたへ 伝えたい言葉展」が
東京タチカワブラインド銀座スペースを
皮切りに 来年1月にかけ巡回します
(東京は先週で終わりました)

◎福島・郡山展
郡山ビッグアイ市民ふれあいプラザ展示室
2015年8月13日(木)〜16日(日)午前10時〜午後7時

◎福島・南相馬展
南相馬市民文化会館(ゆめはっと)1階ギャラリー
2015年12月4日(金)〜7日(月)午前10時〜午後6時

◎宮城・仙台展
復興支援拠点・ニコンプラザ仙台
2016年1月19日(火)〜2月1日(月)午前9時30分〜午後6時


************************


デジタル仕上げと 手書き 
悩んだ末 出品したのはデジタル仕上げでした

デジ幸.jpg 

デジ光.jpg
画像を取り込みプリント ↑上2枚


手漉き和紙のハガキに 手書き ↓ 下2枚     
手書幸.jpg

手書光.jpg

手書きは和紙の雰囲気・スミの濃淡にも
奥行きが感じられます


展覧会を 銀座で観てきたと 会員の方から連絡があり
悩んだ話をすると 並べて見ると 手書きの方が
柔らかくて 負けてしまうと同様なことをいわれます


そうです
1枚だと魅力的なのですが 脇に強い色が並ぶと
その濃さや 紙の光沢に押されてしまうのです

墨もです 古墨でゆったり優雅な作品と
墨液で 黒々と仕上がった作品では
その迫力に 負けるのです 

これって色々なことにも 当てはめられそうです
確かな目を 育てていきたいと思いました


 
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:33 | category: デザイン書道 |
# 古代ヤマトの魅力
ヤマト.jpg
この1月から 古代ヤマトの講座に通っています
古事記 日本書紀 万葉集が編纂された時代背景を
ひもときながら 講座はすすみます

奈良に住んで35年 筆仕事に携わり 万葉集の一つでも
描き表せたらという思いもどこかにあり 受講したのですが
とんでもないということを 感じています

里中満智子さんは「天上の虹」23巻を
3月に完成されたのですが その研究に35年
1,500冊以上の本に目を通され

古代史に興味をお持ちだった
講師のH先生は 定年後 古代ヤマトの
研究に入られ 今年で25年目

現地を実際に歩かれ 古代の人々の
ロマンをその場で感じながら 説明されますので
講座はとても面白く 超人気です


古事記712年 日本書紀720年に 上梓される
記紀(古事記と日本書紀)は
時の権力者の意向が大いに反映されます

それに比べ万葉集は 天皇 貴族はじめ 
役人や名もない防人までの歌も おさめられ
時代も長く 史料として奥深いことも知りました


日本に文字が伝わるのは5世紀くらいでしょうか
世界一の墳墓 大阪堺の大仙古墳 誰が埋葬されているのか
ミステリアスですが この時代文字がなく
権力者の威光を大きさで示したというのです

その後つくられる 墳墓は小さくなります
文字ってすごいなあと感じた瞬間でした


 
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:33 | category: 古代ヤマト |
# 古の奈良が
古.jpg


吉城園.jpg
吉城園庭園

古代からはじまるヤマトですが ちょっと古
明治が薫る 吉城園の離れ茶室で会合がありました

奈良公園の中心で 元々 藤原氏の栄華 
興福寺の境内であったと いわれるあたりです

吉城園石段.jpg
園内は風情豊かな庭園が広がり
海外のガイドブックで 人気を集め
外国の方も散策されます

初めての参加ですが 会の歴史は古く30年
驚いたことに いろいろなところで メンバーと繋がりがあり
居心地よい会となりました


子鹿.jpg
公園では この春生まれたばかりの子鹿もデェビュー
気をつけてね〜



 
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:48 | category: デザイン書道 |
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