# 故郷が世界遺産に推薦される
2015.07.31 Friday
世界遺産
「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を
文化庁はユネスコに 文化遺産として推薦することを決めました
ここは中一まで過ごした故郷
宗像大社の近くが祖父母の出身地で 明治のころ台湾に入植
戦後の引き上げとともに 海に近い勝浦に住んだのです
当時は日本中が生きていくのが精一杯で 古墳があるなんて
誰も思ってはいなかったのではないでしょうか
風光明媚・白砂青松
春になると レンゲや菜の花・麦畑がひろがり
小高いところから眺めるとパッチワークのようでした
小高いところは古墳だったのでしょうか
そして奇しくもこの1月から受講した
古代ヤマトと万葉集・古事記・日本書紀の講座で
昨日はこの沖ノ島が中心のお話でした
つまり国家としての形を作ろうと
大陸から大いに学ぼうとした時代
日本には文字がなく中国の書物 「宋書」に書かれた記録や
埋葬された文化財から 少しづつ
古代が見えはじめてきました
中国や朝鮮との交流盛んで 渡来人にいろいろ学びます
海の要衝であった 沖ノ島は 航海の無事を
祈る場でもあったのです
特に文字より前に 力の「鉄」が
朝鮮の伽耶から 伝わりそこが重要な
場所だったのではないかと
宗像大社沖津宮=沖ノ島は女人禁制
大社の方が今でも交代で赴任され
古代からの祭祀の跡が手つかずのまま
これから どんなことが発見されるのでしょう