デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 書道が大変
奈良教育大.jpg
やまとの戯墨塊 漉書展

奈良教育大学大学院 書道科1回生の方々の
書展に行きました

古典をしっかり学ばれ じっくりと書き込まれた
正統派の 展覧会で会場は清々しい雰囲気が漂います

「書道の先生になる方の展覧会ですよね」と
尋ねると みなさん笑顔です

でもよくよく聞けば 就職先は高校の書道科くらいで
小中学校では書道の授業時間も減り 教科の先生が
担当され 専門的に書道を学んだ方でなくとも
いいというのです
高校の書道科の先生といっても 大変狭き門

これだけの腕を磨きながら 社会で活かせないなんて
もったいない話ですし 今後の日本の書道に不安を覚えます

デザインの世界で生かす手もあると
お話ししたのですが これとて大変厳しい
世界です

そして行き着くところは 人口減
活気に満ちたあの時代に戻ることはないにせよ
なんとか手立てはないものでしょうか








 
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:14 | category: 書ヒストリー |
# 記念日2.22
Bねこ.jpg

2月22日は 2並びでいろいろな記念日に
なっていて驚きました

中でも一番の注目は猫の日 
今やその経済効果は2兆円を超え
日本を潤しているというのです

子供の頃から猫が大好きで
猫に育てられたのではないかと思うほどでした
一番下の兄とは11歳も年が離れていたので
一緒にいるのは常に猫ばかり

学校の帰りに捨て猫を見つけると
心が痛く 必ず連れて帰り
親も親で すべて受け入れ
常に何匹か一緒に暮らしていたのです

ゴロゴロと喉を鳴らす猫に癒され
あの柔らかい毛並みは湯たんぽみたいに暖かく
幸せでした

勉強をしているとノートの上に座り
腕に顎を乗せ机上を陣取られたものです

大きな鈴のような目 尖った耳
キリッとした鼻 猫以上の可愛い動物は
いないなあと 子供の頃から思っていました

平仮名の「ね」は猫が座った姿を
書くとうまくいくと思っていました

もう一度できるものなら 猫と暮らしたい!


 
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:55 | category: デザイン書道 |
# 春の輝き
春.jpg
春(篆書)

立春を過ぎ 射す光にも春らしい輝きがまします

古代ヤマト講座で 
「今の女のヒトは 幸せですねえ」と先生がいわれます

昔農家では 立春に花嫁を迎えたというのです
裸足での麦踏みから始まり 初夏の田植えにかけ
足の裏を鍛えていくのだとか

昔から「農家の嫁には行くな」と言い伝えが
ありましたが こんな厳しさに昔の嫁は
耐えていかなければならなかったのかもしれません


戸締りをしていると 夕闇に
椿.jpg
椿が開いていました 
今年はいつもより 早めです






 
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:30 | category: デザイン書道 |
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