デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 不安な不満

不満

 

夏場になり 国内の新型コロナウィルスも 

新規感染者の数が 少し落ち着いて

ホッとしたのも束の間 首都圏を中心に

また感染者が増えてきました

 

経済や社会活動を様々な形で止め 世界中の人々に

不安・不満や 怒りをもたらしました

 

久しぶりにいただく連絡には とんでもない

世界になったものだというコメントが多いです

 

 

移動制限が解かれる寸前

移動の混雑を避ける 意味もあり

仕事が再開する娘と孫が 来年夏まで

無理だろうからと言って 帰省し

 

4月に亡くなった 福岡の兄の納骨に 日帰りで

夫婦揃って行きました 幸いなことに 新幹線は

ガラガラでしたが 飲み物や弁当は事前に

用意しないと ホームの売店も車内販売はありませんでした

 

納骨には喪主の兄嫁 甥と兄の知人で 

現役のピアノの先生もきてくださいました

 

一時兄嫁は 気落ちで 頼りなくなっていましたが

いろいろな人が気遣って電話をして

今では随分元気になりました

 

ちょうど1年前 兄嫁は91歳で 

神奈川県川崎市に住む実姉の見舞いに

携帯もないのに 福岡から出かけていたのです

切符や 宿も手配して

 

それを言うと 頑張って元気になると

いいます そんな義姉に

柔らかな肩掛けバッグが 欲しいということで

30年ぶりくらいに 縫い物をしプレゼントしました〜

 

 

 

 

 

 

| comments(0) | - | 23:17 | category: デザイン書道 |
# 三輪素麺「北誉」国産小麦100%が 完成

国産小麦100%「北誉」

カリグラフィ 熊野井乃

 

 

昔食べたことのある懐かしい味

細くて腰の強い 国産小麦100%の三輪素麺の

イメージが伝わるロゴができました

 

 

「三輪素麺みなみ」さんは

10年以上にわたる試行錯誤の末 国産小麦100%の

「北誉」を完成されました

 

一旦は諦められた製造を 品種改良された

北海道産小麦2種と 奇跡的に出会われ 

さらに配合や製造工程を研鑽され

至高の逸品の「北誉」が生まれました

 

 

 

三輪そうめん 国産小麦100%「北誉」が

この書体とても気にいってます!と

丁寧なお手紙とともに 6月初め届きました 

 

 

 

昨秋のことです 

昨年7月に 知り合ったばかりの方からメールがあり

奈良の三輪素麺のプロジェクトに参加して欲しいと

お声をかけていただいたのです

 

翌々日 コピーライター カメラマン デザイナーさん達と

桜井市の三輪素麺「みなみ」さんへ

打ち合わせに伺いました

 

社長の「みなみ」さんは根っからの職人気質で 

研究者的存在 組合の中でも技術相談や

新商品の開発施策品を担ったりされ

 

奥様はいち早く ネットショップも手がけられ

堅実に会社を支えられています

長年お素麺に対峙される ご夫婦の熱いお人柄や

グルテンの少ない国産小麦での試行錯誤の過程を

お話いただきました

 

まずはネーミングからでした

 

イメージ作りのため色々書いてみました

 

サンプルでいただいた「緒環=おだまき」で冷素麺

 

 

ビーフン風にもしてみました・・

 

 

お人柄や 新商品への思い等々伺い

2ヶ月くらいに渡ってメンバーとメールをやり取りし

文字も何度か提案させていただき

この「北誉」が完成したのです

 

さっぱり スッとのどごし爽やか

「北誉」です

お試しください〜

 

 

 

 

 

 

 

 

| comments(0) | - | 12:06 | category: デザイン書道 |
# 掛け軸の読み取り

黄禽双啼白日静 緑草自動春風香

丁未歳 如月 重山書

 

断捨離をしていた友人から 掛け軸を

読んで欲しいと頼まれました

 

新婚の頃 彼女の嫁ぎ先からもらったもので

当時書道をしていた義妹(20歳代)の

書ではないかとのことでした

 

なんとなく文字は読めましたが

文字は20代の書ではなく 50〜60代で

書経験豊かな方 つまりすごく上手い方のものだと

伝えました

 

ネットでこの書を検索すると 重岡俊雄さんの詩

らしいことがわかりました

 

明るい太陽のもと 若い鳥が2羽で鳴きあい静か

萌黄色の草から春風が香ってくる〜〜

丁未歳 如月  昭和42年2月に重山さんが書かれた

と伝えました

 

 

 

彼女はその頃 結婚しました

 

義父様のお知り合いの書家の方からの

プレゼントだったと判明しました

 

 

 

 

 

| comments(0) | - | 22:17 | category: 書ヒストリー |
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