デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

Copyright(c) Kumano Seinai. All Rights Reserved
<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# 書道が大変
奈良教育大.jpg
やまとの戯墨塊 漉書展

奈良教育大学大学院 書道科1回生の方々の
書展に行きました

古典をしっかり学ばれ じっくりと書き込まれた
正統派の 展覧会で会場は清々しい雰囲気が漂います

「書道の先生になる方の展覧会ですよね」と
尋ねると みなさん笑顔です

でもよくよく聞けば 就職先は高校の書道科くらいで
小中学校では書道の授業時間も減り 教科の先生が
担当され 専門的に書道を学んだ方でなくとも
いいというのです
高校の書道科の先生といっても 大変狭き門

これだけの腕を磨きながら 社会で活かせないなんて
もったいない話ですし 今後の日本の書道に不安を覚えます

デザインの世界で生かす手もあると
お話ししたのですが これとて大変厳しい
世界です

そして行き着くところは 人口減
活気に満ちたあの時代に戻ることはないにせよ
なんとか手立てはないものでしょうか








 
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:14 | category: 書ヒストリー |
# 初心者のための万年筆講座 生駒まちゼミ
蓋あき.jpg
完成万年筆のキャップをとったところ

完成万年筆.jpg
完成した万年筆 
スタイル 書き味素晴らしく 参加者みんな虜になりそう

仕組み.jpg
組み立て前の部品 パーツは7点

当市には昨年から まちゼミが開かれています
お店の方が講師となり 専門店ならではの
知識や情報 コツを無料で教えてくださるのです

今回初心者のための万年筆講座を
文具のいなもりの社長さんから受けました
大変親切で 丁寧な先生です

受講はお店の中 小学5年生の女の子と そのママ
そして私 年代の幅が広く刺激を受けます
昨今の万年筆ブームで その女の子は
クラスで 万年筆を使う友達がいて
カッコよかったから 万年筆を使って
みんなに自慢したい!といいます

万年筆画教室で ある程度使いこなせますが
仕組みはあまりわかっていません
教材はパイロット社が 初心者のために
用意してくださった 優れものです

ペン芯やペンの仕組みを知ると 万年筆が長きにわたって
愛された優秀で優雅な筆具であると わかってきます


最後には一生お目にかかることもない
お宝の 記念発売の万年筆を見せていただきました
お父様のものだそうです
みんなで白い手袋をして 触りました 
セーラー万年筆.jpg
セーラー社の100周年記念万年筆 ¥150,000 税別
軸は 桑です


蒔絵お宝.jpg
パイロット社の伝統工芸師による蒔絵万年筆 ¥600,000 税別

蒔絵.jpg
ケースから出して見せていただきました
漆の色もシックで トンボが見事に描かれています

5年生の女の子にとって この体験はきっと
心深く刻まれることでしょう 
またたくさんのお土産をいただき
有意義な 楽しい講座でした〜





 
| comments(0) | trackbacks(0) | 00:20 | category: 書ヒストリー |
# 20年も使われていた式次第
記念誌.jpg
ハードカバーで 完成度の高い
自治会20周年記念誌(平成9年1月発行)



「あなたが書いた式次第が まだ使われてるわ」
知人から電話がありました ↓
式次第.jpg
2015年6月発行 自治会新聞記事より

20年前 自治会の広報を担当し
総会の式次第を 準備したのです
それがなんと 未だに使われているなんて!
(次第内容は 変わってないのでしょうか)


長年住んでいるこの街は 開発され40年
当時日本は 右肩上がりに高度成長を続け
誰もが幸福感を味わうような時代でした

世帯数 1700軒〜 人口も5500人を超え
運動会や夏祭り 公園の草刈り・・
自治会活動・子供会活動も盛んで
地域のモデル地区として脚光を浴びました

前年の会長さんだった 元新聞社にお勤めの方が中心となり
ハードカバーの 見事な20周年記念誌が完成しました
最上の写真の 題字やマークも担当しました
表紙は「廿」からきた20周年のマークです


当時すごいのは 自治会広報新聞
B4サイズ両面が 毎月発行されていたのです
役員は毎年交代するのですが
最初の頃の 広報編集担当者は たった一人

毎月ですから 当然レベルが高くなり
つまりうまくなり
ワクワク感のある 紙面が
広がっていました

最近は その新聞が年に3回となったようで
残念です 



 
| comments(0) | trackbacks(0) | 18:27 | category: 書ヒストリー |
# うれしい出会い
くまの.jpg
紀州松煙製「くまの」墨

阿倍野近鉄百貨店で「石州半紙」と出会い
店内を移動中 絵を描いている方に遭遇しました

絵手紙でもなく 墨をすり半紙に
さらさらと描かれます
彩煙墨と呼ばれる色墨で 
発色がわかりやすいようにと硯は白
色は何色もあり シックな大正浪漫調の色合いです

その方は古来製法で 松煙墨を蘇らせた
紀州松煙の代表 堀池雅夫さんでした
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/ren/web/ren7/sumi.html

更に驚くことに 
上の写真の墨を 作っていらっしゃったのです
「くまの」という名前です 熊野用?
うれしい出会いです

この度 その功績をたたえ 先月末
岐阜県から 清流の国 森の恵み大賞
「優秀賞」を受賞されたのです

手紙.jpg
早速お礼状をいただいたのですが 味のある素敵な絵と文字です
もちろん 彩煙墨も堀池さん製です





 
| comments(0) | trackbacks(0) | 22:01 | category: 書ヒストリー |
# 奈良の手漉き和紙体験
29会場.jpg
なら工藝館での和紙づくり体験

一週間前のことです
なら工藝館での和紙づくりに参加しました

奈良吉野の伝統・宇陀紙による本格手漉き和紙の
制作体験教室で 講師は
福西和紙本舗代表で 奈良デザイン協会会員の
福西正行さんです

折しも 和紙はユネスコで
無形文化遺産として登録直前
伝統工芸師だった お父上福西弘行氏をこの夏
なくされたばかりで その説明にも
力が入ります


29和紙制作.jpg
何度か体験された方もあり
要領よくハガキに模様を入れられました

29完成和紙.jpg
吉野では子供たちが手漉き体験したものが
卒業証書として使われます
私はハガキでなく こちらの卒業証書用の
和紙を漉きました

会場は 電熱乾燥機で乾かします
お天気がよければ 天日干し 2〜3時間で乾燥するそうです



 
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:57 | category: 書ヒストリー |
# 奈良筆作り体験教室
1017筆まつり.jpg
恒例の筆作り体験教室が
今年度は 秋になりました

奈良の伝統工芸士 筆司(ふでし)さんが集い
一般の方々に その技の一閑を
披露して下さいます

その場にふさわしい
筆の選び方 使い方なども
アドバイスくださるので
新しい発見も多々あります

シーンにあわせた筆も お安く購入できますし
体験筆は 持ち帰られます

ぜひご参加ください!

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:31 | category: 書ヒストリー |
# 第一回「万年筆で絵を描こう作品展」は明日から
 
14ハガキ裏.jpg

14案内.jpg

第一回「万年筆で絵を描こう」展
場所  Gallery&Cafe ならまち村
           奈良市南市14-1  鷙. 0742-22-7005
会期  2014.10.15(水)〜20日(月) 11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
企画・デザイン・指導  神谷利男先生

***********************************

いよいよ 明日から開催となりました
月1回 万年筆講座に集った仲間が 
初めての作品展を やります

講座を主宰される神谷先生は 万年筆が 大・大好きな方
そういう方が たくさんふえて欲しいと
この講座は 始りました


万年筆を持っているけれど 使いこなせず
しまったままの方

ご主人亡き後 机の中からでてきた万年筆
それを自由に使いたい方

様々の思いを込めた
超個性的なメンバーの集まりで
明日の搬入が楽しみです

ぜひごらん下さい!



 
| comments(0) | trackbacks(0) | 12:52 | category: 書ヒストリー |
# 父親の手なる 命名書
6.jpg
恵大(けいた)
パパが書きました



先月孫が生まれました 
男の子です 

かねてより 子供の命名書はその子の親が
書くのが一番素敵ではないかと思っていました

荷物の中に 筆と墨 そして紙をしのばせ
そのチャンスを狙っていました

休みの日の午後 
「実は」といって
食後のテーブルに 用意したものを広げると
最初は躊躇していた父親が興味を示しだしたのです

中学以来と言いながら 筆を持ち
教室さながら「思いっきり 躊躇しないで」というと 
ためらいもなく 書き上げました

人柄そのものの 素直な優しい文字です
こちらが拍子抜けするほど いとも簡単に
出来上がり 驚きました

6恵大.jpg
因みに これはママの字
これも素直で 芯があります

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:29 | category: 書ヒストリー |
# 雨期の和紙って 大変
25破れ.JPG
破れた和紙

何年かに一度というような書きものがあります
今回は校歌で 仕上がりサイズが5m×2.5m
銘板に彫られ 墨がのせられます

作業の工程上 文字はデータ化されるので 
25%で納品ということになりました

この種の制作は レイアウト次第で
完成度が決まるような気がします

長年賞状を手がけていましたので
その割り付けは 当時の要領で進めます

25レイアウト.jpg
まずは10分の1サイズで細かいレイアウトをします
パソコンだといとも簡単なことが アナログ作業では
1ミリや0.5ミリ動かすにも 鉛筆と消しゴムの世界

罫を引き 文字を入れ 全体のバランスや
文字の詰め具合を検証
ここまでくると50%の仕上がり感があり
一息つきます

その後4分の1サイズで 同じ作業をし
レイアウトの 下敷きを完成させ
和紙をおき 本格的に書いていきます

この段階では 書くのは楽しく
ひとり世界にひたりながらの 制作となります

ところが

梅雨があけましたが
湿度の高い日が続き 墨をすってもすっても
和紙が水分を含み 筆を入れると滲んでしまいます

普段の自由なカリグラフィーと異なり
個性を出さない 文字数多い正確な文字は
滲みすぎると 読み辛くなります
​この湿度は 大いなる問題です

すると家族が2〜3時間かけて墨をすり
濃い墨を用意してくれたのです

滲みはずいぶん減りましたが
ウールの下敷きでなくレイアウトした
模造紙なので 糊みたいに密着

うまく書けたのに〜 
あちこち破れてしまいました
やりなおしです



次は抜かりなく 1行ごとに風を入れ
慎重に進めました

2度目分 3度目分上手くなったかな〜 
って 思うようにしています




 
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:30 | category: 書ヒストリー |
# 今井凌雪 ―人と書のすべて― 奈良展
28今井凌雪展.jpg

奈良が誇る書家 故今井凌雪展の
ご案内を 名古屋のお弟子さんからいただきました

「偉大なる師でした」と横に添えられた文字に
感銘を受けます

今井凌雪さんの
たおやかな篆書の作品にあこがれていました

凌雪さんといえば「雪心会」
その会報誌は 筆文字の仕事で長年お世話になっている
奈良市の印刷屋さんで 印刷されていました

はじめてそのお話を聞いた時
九州出身のわたしには 大変な驚きと感動で
いっぱいだったのを思いだしました

生涯にわたる代表的な作品が 
集められているそうで
楽しみです

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:51 | category: 書ヒストリー |
熊野井乃ホームページ
熊野井乃ホームページ
Archives
Profile
Comments
Mobile
qrcode
Search this site
Sponsored Links