デザイン書道つづり

兎のように元気でいたいのですがホントは亀かも

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# 父親の手なる 命名書
6.jpg
恵大(けいた)
パパが書きました



先月孫が生まれました 
男の子です 

かねてより 子供の命名書はその子の親が
書くのが一番素敵ではないかと思っていました

荷物の中に 筆と墨 そして紙をしのばせ
そのチャンスを狙っていました

休みの日の午後 
「実は」といって
食後のテーブルに 用意したものを広げると
最初は躊躇していた父親が興味を示しだしたのです

中学以来と言いながら 筆を持ち
教室さながら「思いっきり 躊躇しないで」というと 
ためらいもなく 書き上げました

人柄そのものの 素直な優しい文字です
こちらが拍子抜けするほど いとも簡単に
出来上がり 驚きました

6恵大.jpg
因みに これはママの字
これも素直で 芯があります

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 21:29 | category: 書ヒストリー |
# 雨期の和紙って 大変
25破れ.JPG
破れた和紙

何年かに一度というような書きものがあります
今回は校歌で 仕上がりサイズが5m×2.5m
銘板に彫られ 墨がのせられます

作業の工程上 文字はデータ化されるので 
25%で納品ということになりました

この種の制作は レイアウト次第で
完成度が決まるような気がします

長年賞状を手がけていましたので
その割り付けは 当時の要領で進めます

25レイアウト.jpg
まずは10分の1サイズで細かいレイアウトをします
パソコンだといとも簡単なことが アナログ作業では
1ミリや0.5ミリ動かすにも 鉛筆と消しゴムの世界

罫を引き 文字を入れ 全体のバランスや
文字の詰め具合を検証
ここまでくると50%の仕上がり感があり
一息つきます

その後4分の1サイズで 同じ作業をし
レイアウトの 下敷きを完成させ
和紙をおき 本格的に書いていきます

この段階では 書くのは楽しく
ひとり世界にひたりながらの 制作となります

ところが

梅雨があけましたが
湿度の高い日が続き 墨をすってもすっても
和紙が水分を含み 筆を入れると滲んでしまいます

普段の自由なカリグラフィーと異なり
個性を出さない 文字数多い正確な文字は
滲みすぎると 読み辛くなります
​この湿度は 大いなる問題です

すると家族が2〜3時間かけて墨をすり
濃い墨を用意してくれたのです

滲みはずいぶん減りましたが
ウールの下敷きでなくレイアウトした
模造紙なので 糊みたいに密着

うまく書けたのに〜 
あちこち破れてしまいました
やりなおしです



次は抜かりなく 1行ごとに風を入れ
慎重に進めました

2度目分 3度目分上手くなったかな〜 
って 思うようにしています




 
| comments(0) | trackbacks(0) | 13:30 | category: 書ヒストリー |
# 今井凌雪 ―人と書のすべて― 奈良展
28今井凌雪展.jpg

奈良が誇る書家 故今井凌雪展の
ご案内を 名古屋のお弟子さんからいただきました

「偉大なる師でした」と横に添えられた文字に
感銘を受けます

今井凌雪さんの
たおやかな篆書の作品にあこがれていました

凌雪さんといえば「雪心会」
その会報誌は 筆文字の仕事で長年お世話になっている
奈良市の印刷屋さんで 印刷されていました

はじめてそのお話を聞いた時
九州出身のわたしには 大変な驚きと感動で
いっぱいだったのを思いだしました

生涯にわたる代表的な作品が 
集められているそうで
楽しみです

 
| comments(0) | trackbacks(0) | 23:51 | category: 書ヒストリー |
# 墨絵師月与志(つよし)さん
11校倉な会.jpg
月与志さん制作の 墨絵のハンカチ


正倉院展 本日最終日
奈良国立博物館 正倉院展内のショップ
「校倉な会」では 地元企業や商店が集まり

正倉院「御物」の文様・色など その特徴にこだわった
「奈良にしかないモノづくり」運動が広げられています

このハンカチもそのひとつで 
墨絵師の 月与志さん制作です
http://tsuyoshi-jp.com/

月与志さんとは昨年の なら・デザインカフェで
筆・墨つながりで親しくなりました
きらっ都☆奈良で開催 セミナーの
講師さんでもあります

お会いする度に お仕事お忙しく 
大きくなられ(もともと長身)ます

このたび 「校倉な会」がNHKテレビで紹介されます
11月13日(水)18:10 ならコレ
11月15日(金)11:05 ぐるっと関西

今後がますます楽しみな方です〜


 
| comments(3) | trackbacks(0) | 15:00 | category: 書ヒストリー |
# 万年筆講座のテーマは 龍
5曾我蕭白.jpg
曾我蕭白の「雲龍図」を
和紙に 万年筆で模写

5Jakuchu1.jpg
伊藤若冲 龍図
これも和紙に万年筆で

テーマは 「龍」を描く! 講師は万年筆大好きの神谷先生
花や動物は日常的に接し 馴染み深いのですが
龍となると 考え込んでしまいます

実在しない 誰も創造でしかない形
近いのは タツノオトシゴかなあと思ったり


大阪市立美術館で見た 蕭白のお茶目なドラゴン
それから若冲 水墨の龍図を
書道用の和紙に万年筆で 模写しました

万年筆では1色のみ
グラデーションはありません

絵に向って こつこつ
書道に比べると こちらは根気
ひたすら 点描や 線描(?)で濃淡をつけます

じっと見つめての模写ですが 30代の蕭白の 勢い若さ
多分晩年であろう若冲の そぎ落とされた形状
その筆遣いに圧倒されながら 引き込まれました

それにしても蕭白のドラゴンは ボストン美術館が
よくぞ大切に保管・・といっても 
襖から剥がされたままで 保管
昨年からの日本国内での展示のため
元の姿になったと聞きます





| comments(0) | trackbacks(0) | 11:19 | category: 書ヒストリー |
# 夏の思い出・・万年筆講座
9-12夏の思い出1.jpg
イメージだけで描く 夏の思い出

イオン高の原のカルチャーで 
デザイナーの神谷利男先生に
万年筆全てに渡り 教わっています


頭の中に 思い浮かんだ「夏の思い出」を
描くのが 今月のテーマ
簡単なようで ムツカシイ

ものの形への認識が いかに浅いかを 思い知ります
常々 絵描きさんって よくものを見てるんだなあと
感心していました

子供の頃から ずっと描いている人は 
ピカソや シャガールみたいな創造力が
広がっていくのではないでしょうか

実際の対象物を 見ずして描くと
その記憶が いかに断片的であるかを 痛感します

ジェット機のつもりが プロペラ機
動物の手や足は うろ覚えで 
後で写真を見て 修正しました

近くの近鉄百貨店で 買ったばかりの
ブルーの軸が爽やかな プラチナ7336で 描きました
カーボンインキ専用万年筆です

この次は 着色したいです



| comments(0) | trackbacks(0) | 20:51 | category: 書ヒストリー |
# The 59th N.Y.TDC Exhibition の Book night
1NYTDC.jpg
The 59th N.Y.TDC Exhibition の Book night はじまり〜

第59回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展
日本タイポグラフィ年鑑2013受賞作品展
2013.9.2(月)〜9.12(木)
9:00ー17:00 土日休 最終日16:00
於 平和紙業株式会社 鷙06-6262-4540

************************

今年の展覧会は 搬入後
オーストラリア出身で大阪在住12年
DさんのBook night との連絡がありました

聞き慣れない Book night
見るの?聞くの?食べるの?
素直に尋ねると

展示された作品の 解説とのこと
N.Y.TDCは 殆どが外国語ポスターで
よく分らない内容

Dさんのお蔭で 搬入時バラバラだった
作品も 同系列に並べることができ
すっきり 納得で 力強い会員さんです

毛筆文字専門の私にとり ポスター説明で 
興味を そそられることが ありました
それは稲光マーク

漢字の金文「申」で それは神をさします
縮んだり伸びたり 斜めに屈折しながら走る稲妻
東も洋も 似たような形状なのに
感心しました

Dさんと同年代の方は 通じるところ
多いらしく 熱く盛り上がりました




| comments(0) | trackbacks(0) | 15:33 | category: 書ヒストリー |
# 笑福亭松喬夏の一門会 代演は笑福亭鶴瓶さん
25繁昌亭.jpg
恒例の一門会に 天満天神繁昌亭へ

7月30日に 一門を率いられる笑福亭松喬さんが
永眠されたばかり・・

お弟子さんの遊喬さんから 2〜3ヶ月前
この会の ご案内をいただいていました
(遊喬さんの奥様とは20年来の文字繋がり)

25鶴瓶さん.jpg
繁昌亭の前は この看板が かかっていました

鶴瓶さんと松喬さんは かの笑福亭松鶴さんのお弟子さん
鶴瓶さんは 亡くなられた松喬さんのもとへ 
一番にかけつけられたそうです


そこで 三喬さんが
遊喬 出演を頼め!」

鶴瓶さんは「断られんがなあ」
「断ると 松喬兄さん 起き上がってくるがなあ」と

この日 TVの録画2本 ラジオ収録
超ご多忙の中 出演下さったのです

初めての繁昌亭だという連れは
鶴瓶さんに会えるなんて ラッキーと

この日の会場はいつもにまして
超満員だったようです





| comments(0) | trackbacks(0) | 16:10 | category: 書ヒストリー |
# 「きれいに並べたよ」っていわれても・・ 7才の仕事
18印.jpg
「きれいに並べたよ」っていわれても 日常的に使う
小さい印は 捜すのが大変
7才の仕事


作品の雰囲気にあった落款を押すのが夢
篆刻を習いはじめた きっかけはそうでした

住まいの近くに ショッピングセンターがオープンし
産経カルチャーができました
チラシを見ると「篆刻講座」があります

実はその10年以上前 少し篆刻をかじりました
ところが介護が始まると 何もかもが負担になって
デザイン書道の仕事以外は 
止めてしまっていたのです


当初は 作品用に何点かできたらいい・・
そう思って習いに行ったのです
乱視気味で10年前と異なり
目も悪くなっていました


でもいつの間にか 二葉一成先生と その周りの
大勢の先輩の方々の魅力と 篆刻の奥深さに
引き込まれました 

そして6年半 
偉大な二葉先生も黄泉へ旅立たれ

教室で刻るだけでしたが
本当に楽しい学びでした


篆刻は 刻すだけでなく 文字学でもあり
漢文でもあり 人間臭い歴史でもあり
デザインでもありました




| comments(0) | trackbacks(0) | 21:28 | category: 書ヒストリー |
# 東北六魂祭は文字がいっぱい
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2013.6.2 福島民報 
東北六魂祭 2面にわたる掲載です


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福島駅の出札口を出ると いきなり横断幕

東北の六大祭りの競演です 大震災と原発事故からの
復興を願う 東北人の魂が結集した
東北六魂祭 2日目の様子です

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駅前広場

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横尾忠則ポスター展の前は 撮影の順番待ち

5祭1.jpg
会場へ急ぐ 出演者

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大勢でパレードが見えない!
横の長身の方にカメラを渡して撮影してもらいました↑ ↓
5祭2.jpg
でも見えない!

あきらめて移動していると 
5祭4.jpg
竿燈に似ていますが 地元の山車です

5祭5.jpg
ここでほっこり 楽しめました


祭りはどこも力強い江戸文字がいっぱいです
5文字1.jpg
暑いのか 着慣れない法被を脱ぐ少年
チョット まった!

5文字2.jpg
背中を撮影  アリガトウ!
まじかで見る 江戸文字が素敵です

5文字3.jpg
神楽殿 象形文字です

5ライブ.jpg
路上でライブ中の青年もいます

お祭りみたいに 派手にパフォーマンスしたら!
でも福島らしく 折り目正しくて好感が持てます





| comments(0) | trackbacks(0) | 13:06 | category: 書ヒストリー |
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